世界最軽量約146gのスマホ「AQUOS zero」発表、6.2インチOLED搭載 本物のフラッグシップモデル

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maskin

Editor In Chief at TechWave.jp

1990年代初頭から記者としてまた起業家としてITスタートアップ業界のハードウェアからソフトウェアの事業創出に関わる。シリコンバレーやEU等でのスタートアップを経験。日本ではネットエイジ等に所属、大手企業の新規事業創出に協力。ブログやSNS、LINEなどの誕生から普及成長までを最前線で見てきた生き字引として注目される。通信キャリアのニュースポータルの創業デスクとして数億PV事業に。世界最大IT系メディア（スペイン）の元日本編集長、World Innovation Lab(WiL)などを経て、現在、スタートアップ支援側の取り組みに注力中。

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シャープは2018年10月3日、スマートフォンシリーズ「AQUOS」として初めて有機ELディスプレイを搭載し世界最軽量の約146gを実現したフラッグシップモデル「AQUOS zero」を発表しました。2018年冬モデルとして発売する計画です。

軽いだけじゃない本当のフラッグシップ「AQUOS zero」」

「AQUOS zero」は、一見すると軽量なエントリー＆ミドルクラスのスマートフォンに見えますが、CPUは高性能な「Qualcomm® SnapdragonTM 845」のオクタコ(2.8GHz※5+1.7GHz)を搭載。RAMは6GBでストレージは128GBという高い性能を誇るだけでなく、約6.2インチWQHD+(2,992×1,440画素)のシャープ製OLEDは「100万：1の高コントラストと、DCI-P3規格(デジタルシネマの標準規格)の100％の広色域を実現」（リリース文より）し、さらに「AQUOS」の高画質化技術「リッチカラーテクノロジーモバイル」も導入するなど力のいれようを感じられるデバイスになっています。

さらにハイレゾ音源の再生に対応し、HDR映像技術「Dolby VisionTM(ドルビービジョン)」と立体音響技術の「Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)」までも採用。

こうした性能を包み込む筐体側面はマグネシウム合金、背面はアラミド繊維（高強度、高弾性、高耐熱性、高耐薬品性の合成繊維）を採用するといった徹底ぶりです。

【関連URL】
・[リリース] スマートフォンAQUOSとして初めて有機ELディスプレイを搭載した世界最軽量　AQUOS zero を商品化
・[公式]　AQUOS zero

蛇足：僕はこう思ったッス
　シャープはスマートフォンでグローバル展開をしていませんが、世界で評価されてもいい本当のフラッグシップになっているように思う。もちろん現在の世界に競合は沢山いるとは思うのだけど、こうした研ぎ澄まされたモノ作りは、今の日本ならではの基礎技術やソフトウェア、UIやUXデザイン力を投入して何段階もアップグレードできるような気がしてくる。