IT・資格教材を出版する富士通エフ・オー・エム株式会社と、オンライン資格試験サービス「資格スクエア」を運営する株式会社サイトビジットが、相互に連携し、紙書籍と動画を融合した新サービスの提供を発表した。紙の書籍や動画学習を組み合わせることで、より理解度が深まり、試験合格に近づけるサービスを展開するとのこと。
司法試験・中小企業診断士などのビジネス系資格講座を手掛ける「資格スクエア」はFOM出版の『ITパスポート試験 対策テキスト&過去問題集 平成28-29年度版』をベースにしたオンライン講座「ITパスポート講座」を、「資格スクエア」のサービス内で提供するとのこと。
テキスト&問題集1冊分の全講義が、いつでもどこでもオンラインで学ぶことが可能。本講座では、資格スクエアの学習システム「資格スクエアクラウド」を用い、オンライン上でのレジュメの編集や質問投稿、21段階の倍速機能などを使用し、勉強の効率化が可能とのこと。
「資格スクエア」は7月1日に「資格試験・個別指導型スクール 資格スクエア・リアル」を開校しており、サービス開始前の6月28日時点で400名を超える問い合わせがあるようだ。
代表取締役の鬼頭氏は、開成高校、東京大学法学部、慶應義塾大学法務研究科を経て、弁護士になった経験を持ち、株式会社産業革新機構に勤務し、投資チームにおいて大型企業再編、ベンチャー投資、中小企業投資に携わってから起業。実際にお話を伺っていても、頭脳明晰で会話もよどみなく、会話の端々からも知性を感じさせる方でした。