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ソニーが新「aibo(アイボ)」を発売、予約は今夜11時頃から 人工知能で動く犬型ロボット

ソニーは本日2017年11月1日、自律型エンタテインメントロボット「aibo”(アイボ)」を11月11日から発売することを発表しました。価格は19万8000円(税別)。別途クラウドサービスなどを提供するベーシックプランへの加入が必要で、3年契約で月額2980円(一括払いは9万円)となっています。

新しいペット「aibo(アイボ)」

18年ぶりに復活する「aibo(アイボ)」の最大の特徴は“表現力”といえるでしょう。独自のアクチュエーター(動きを司る機構)を開発し本体に22軸の可動部を搭載して、なめらかな動きを可能にしたほか、瞳にOLEDを採用して“目ぢから”が発揮できるようになっています。

AIを搭載した「aibo(アイボ)」は多数のセンサーを搭載し、周囲の環境を理解しながらオーナーとのやりとりを能動的にするとのことです。

骨型のおもちゃ(ERA-1020)も提供予定。ソニーストア販売価格 (税抜き)2980円(予定)。

また、修理プラン「aiboケアサポート」の提供も予定されており、年間1万円のこのプランに加入すると修理代や健康診断の料金が50%割引になるとのことです。

初代AIBOは1999年に発売

初代AIBO「ERS-110」が発表されたのは1999年5月11日。価格は25万円でしたが、1999年7月に予約販売を開始した最はものの20分たらずで3000代を売り切ったとして注目を集めました。(参考「AIBO STORY」)

新aibo(アイボ)の予約販売は2017年11月1日 23時1分からソニーストアで始まります。予定数量は明らかになっていませんが、数量達成時点で完売となるとのことです。

【関連URL】
・“aibo”(アイボ) 公式サイト
http://aibo.sony.jp
・エンタテインメントロボット“aibo”(アイボ)を発売
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201711/17-105/index.html

蛇足:僕はこう思ったッス
 1999年7月。日本はITがビジネスシーンに浸透たタイミングで、さまざまな事業が立ち上がるフェーズだった。そんな中で、技術を詰め込んだAIロボットをソニーが投入したことにとてもワクワクした。ちょうど自分はシリコンバレーのスタートアップに参加すべく渡米するところで、日本の誇らしい技術をみせびらかしたいという気持ちだった。ただ、残念なのは間もなくシリコンバレーのドットコムバブルははじけ、日本にもマイナスの波が到来してしまう。その後もアイボはいくつかのシリーズを展開したが消えていってしまった。新アイボはどうか。今後に期待したい。
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