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先日インタビューを行った株式会社スペイシーが2016年4月13日、500 Startups Japan (代表:ジェームズ・ライニー)より、第三者割当増資による資金調達を実施しました。シリコンバレーのVCとしては最大級である500StartupsJapanの最初の案件。
資金は、掲載物件獲得の費用、掲載後の物件利用を促進する広告に加えて、ポイント機能やサイト内のメッセージ機能、アプリなど新規の機能開発にあてる予定とのこと。
500Startupsの出資を決めた背景は、株式会社スペイシーは、海外展開を見据えており、海外での人材採用や資金調達、事業提携の手助けを期待してとのことだ。
今後、500Startupsと共同企画で、スタートアップにオフィス環境を無料で提供し、VCや国内の様々な企業との繋がりづくりを支援する『Startup Garage』を実施する。スタートアップは、日中はスペイシーが提供するオフィスで仕事を行い、夜間や休日を会議室・オフィスとして貸し出すことができる。
この企画は、株式会社スペイシーが創業当初のオフィスで実施していた「創業体験」がベースになっているとのこと。当時の家賃はこの手法で浮かせて、その費用で開発等の必要なものに投下できた。
将来的には、既存企業の余ったオフィススペースをスタートアップに貸し出し、企業側の提供するメリットはストックオプションやオープンイノベーションが生まれる土壌作りを目指す。500Startupsには、入居しているシード段階のスタートアップへの投資やメンタリングなどを実施してもらう。
入居企業は、4月中にも募集をスタートし、年内で数十組程度にオフィスを提供するスキームを構築する。
蛇足:僕はこう思いました