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Spotify、有料ユーザーが8300万人に キャンペーンが功を奏す

Spotifyの有料ユーザー数が2018年6月末の時点で8300万人となったことが企業ページ内で明らかになりました。有料・無料に限らずアクティブなユーザーは1億8000万人とのことです。

Spofityはで2006年にスェーデンで創業し2008年10月にサービスを開始。現在、日本を含めた65の国と地域で、3500万曲以上の楽曲を提供しています。

無料ユーザーは楽曲をストリーミングで視聴することが可能ですが、曲順はランダムで途中で広告が流れますが、有料(日本では月額980円)のプレミアムプランでは、高音質になるほか、広告が無くなり、楽曲をダウンロードすることができるなどのメリットがあります。

今回の発表で、有料ユーザーはすくなくとも3か月間で約800万人増加したことがわかっています。アクティブユーザーは同時期に1000万人の増加ですからほとんどが有料で、これは日本を含めたキャンペーンが功を奏しているとみられています。例えば日本では月額980円のところ3か月間は100円で利用できるといったところです。

日本ではApple Musicを含め、音楽配信サービスが存在しますが、Spotifyはまだそれほど存在感があるとはいえない状態。グローバルで見ると圧倒的な音楽配信サービスは今後、どのような施策を打つのか、また日本の音楽シーンをどう変えるのか注目されます。

【関連URL】
・[公式] Spotify

蛇足:僕はこう思ったッス
本内容からは逸脱するのだが、音楽がストリーミングになることで、国や地域の利害関係をもろに受けるようになった。僕はアメリカのアカウントを持っているのだが、日本では認証がないと聴くことすらできない。日本ではアメリカ等のヒットチャートをリアルタイムにキャッチする方法がかなり限定されてしまった。ストリーミングサービスは素晴らしいんだけど、世界の音楽に自由に触れる機会をもう一度手にしたいと思う。

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