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次世代音楽サービス「Spotify日本版」カウントダウン開始、2月21日がXデー 【@maskin】 #smw14 #smwtok


[読了時間: 2分]

 2000万曲を無制限に利用できる次世代音楽サービス「Spotify」の日本参入が間近かだ。

 日本市場展開のための採用活動は2013年初頭から動きが見られ、同年4月には香港・シンガポールを筆頭としたアジア展開を発表 (「Spotifyがアジア地域に拡大、香港やシンガポール等 【増田 @maskin】」)。

 さらに2013年12月には日本向けドメイン「Spotify.jp」が利用できるようになっていたが、いよいよ表舞台に登場する様相だ。

 「Spotify」はスウェーデンで誕生したスタートアップで、2008年からストリーミング型とダウンロード型のハイブリッドで音楽配信サービスを提供しているのが特徴。

 利用できるデバイスは、PCやモバイル端末はもちろん、タブレット、テレビにも対応。広告が表示される代わりに無料で聴けるというストリーミング型が人気で、世界55の国と地域で2400万人のアクティブユーザーを抱えている。

 定額有料プランは、端末にダウンロードが可能なほか、より高音質なコンテンツを利用できるというもので、ユーザー全体の20%が有料プランを利用しているという。


Social Media Week Tokyoのスポンサーに

 
 「Spotify日本版」のローンチは、2014年2月17日から21日にかけて開催される「Social Media Week Tokyo 2014」(SMW)の期間中か、それ以前という見方が濃厚だ。

 というのも「Spotify」は、SMWのスポンサリング(協賛)スポンサーに名を連ねており、かつ、2014年2月21日(金曜日)夜のキックオフイベントを皮切りに、22日から23日にかけて開催される「Music Hack Day Tokyo」も支援している状態にある。

 日本向けサービスがローンチしていない状態でこうしたマーケティング活動をすることは考えられないし、そもそも日本版がスタートしてない状態でハッカソンイベントをやるというのは考えにくい。(Spotifyは海外版へのアクセスを原則認めていない)

 また、この時期、ソニーが「PlayStation Meeting 2014」を開催すると見られており(昨年のPlayStatoin4発表は日本時間の2月21日)、日本のPlayStation4発売となる2014年2月22日にあわせて音楽系サービス(Music Unlimited等)が更新される可能性もあり、それを牽制するものという意見もある。

 TechWaveは詳細が解かり次第、速報体制でお伝えしていく考えだ。


【関連URL】
・Sporify
https://www.spotify.com/
・Spotifyがアジア地域に拡大、香港やシンガポール等 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51786849.html
・サムスンがSpotify対抗クラウド音楽サービス、他社デバイスや Mac/Win にも対応 【増田 @maskin】http://techwave.jp/archives/51778118.html
・1,500万曲が聞き放題!音楽配信サービスSpotifyをあらためて使ってみた【梶原 健司】
http://techwave.jp/archives/51720971.html
・Music Hack Day 日本上陸、Gracenote・Spofityも参加 【@maskin】 #smw14 #smwtok
http://techwave.jp/archives/musichackday_tokyo_1st.html
・Social Media Week 東京 2014 開催! テーマは「The Future of Now」【@maskin】 #smw14 #smwtok
http://techwave.jp/archives/socialmediaweek2014tokyo.html



蛇足:僕はこう思ったッス
いよいよ日本版のローンチ。世界のメインプレイヤーが参入することで、日本の音楽市場や私達リスナーに大きなインパクトを与えることは間違いない。デバイスやアプリケーション、そして音楽を聴くという体験ががらりと変容するフェーズに入るのは必至だ。(そのために、SpotifyはMHD(music hack day)を日本でやるわけだ。ちなみに一緒にイベントをやっているGracenoteはソニー系列)

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