米マイクロソフトは現地時間の2018年10月2日、Surafeceシリーズラインナップの全面アップデートを発表しました。そのうちの一つ、Windowsロゴを配したオーバーイヤー型のヘッドフォン「Surafece Headphone」が注目されました。価格は349ドル、2018年末商戦にアメリカとイギリスで発売するとのことです。
Surface Headphonesの特徴
「Surface Headphones」は、ドライバーユニットとこそ40mm(フリーエッジドライバー)と大きめなものの再生周波数帯域 20 – 20kHzとエントリークラスの表現能力に留まっています。充電式でバッテリーは15時間使用可能。2時間でフル充電可能。
これだけで349ドルという価格設定を評価すると高すぎるとしか言いようがありませんが、あくまで「Surface Headphones」はSurfaceやスマホと共に使うことを前提に設計されており、そうした観点で評価する必要があります。例えばノイズキャンセリング機能。
「Surface Headphones」は左右ヘッド部にリングダイヤルが施されており、右側はボリューム、左側はノイズキャンセリングに対応しており、それを回転させることでノイズキャンセリングの適用度合いを調整することが可能です。
仕事しながらさまざまな環境にあわせるという意味では思いのほか重宝するかもしれません。また、「Surface Headphones」にはマクロソフトの人工知能「Cortana」に対応すべく2つのビームフォーミングマイクと8つのマイクが搭載されています。ノイズキャンセリング機能とも調和を計るため、もっとも最適な通話体験を得ることが期待されます。
「Cortana」は、AlexaやGoogle Assistant、Siri、Clovaと比較すると影が薄い印象ですが、着実に実力をつけています。総合力として実用に耐えるかどうか、中長期のテストをする必要がありそうですが、PC&スマホ併用時に適した機能はこれ以外にも複数用意されているとのことで今後の評判に注目されます。
なお、BluetoothのペアリングはSurfaceならかなり簡単の模様。AndroidやiOSのスマートデバイス、それ以外の機器でもヘッドフォンとしては使用できるとのこと。
【関連URL】
・[公式] Surface Headphones
蛇足:僕はこう思ったッス