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ほんの10年前まではまだSFの世界の話を思われていた「宇宙ビジネス」。しかし、今は民間のロケットや宇宙船、衛星が運営されるだけでなく、宇宙を舞台としたさまざまなビジネスが 立ち上がりつつあります。
そんな中、アメリカのオンラインメディア「Disruptor Daily」は、「世界で最も破壊的な宇宙企業 トップ100(2017年版)」を公開。イーロン・マスク氏の「Space X」社とならび日本の宇宙ベンチャー「ALE」が名を連ねています。
流れ星を人工的に作る
ALE社は、科学技術を駆使して夜空に人工の流れ星シャワーを振らせる「人工流星技術」を開発しています。技術とエンターテインメント・アートの融合です。
SkyCanvas Promotion Movie 2016 from Sky Canvas on Vimeo.
低軌道と地上軌道の間に位置する人工衛星から流星のモトとなる素材を放出し大気中で燃やすことで流星のような光のシャワーを振らせる計画です。流星の輝きは200km圏内から視認できるそうです。また、さまざまな化合物を組み合わせ、さまざまな色の流星を作る研究も重ねている状態です。
ALEは、2016年12月に個人投資家によりシードラウンド投資として約7億円を調達しており、同社の「人工流星技術」をつかった大規模エンターテインメントイベントを実行委員会形式で実施する「「SHOOTING STAR challenge」プロジェクト」を2019年の実現に向けてスタートしています。
【関連URL】
・Top 100 Most Disruptive Space Companies in 2017
https://disruptordaily.com/disruptive-space-companies-2017/
・ALE | 衛星から人工流れ星を流す宇宙ベンチャー
http://star-ale.com