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世界最高のスタートアップ支援プログラム「Y Combinator」 が日本で初の公式イベントを開催

世界で最も注目を集めているといっても過言ではない起業家育成プログラム「Y Combinator」の公式プログラムが、遂に日本にやってきます。

その名も「Y Combinator MEETUP in Tokyo」。2018年9月28日から30日までの3日間にかけて都心の複数会場で開催されます。

イベントは、Y Combinatorのパートナーと、スタートアップにおける課題や疑問について議論できる「YCオフィスアワー」、特定のテーマで業界最先端の起業家の講演およびパネルディスカッションを展開する「Startup School」で構成されます(プログラムはこちらを参照)。いずれも申し込みが必要です。

今回、日本とシリコンバレー双方の地域の交流プラットフォーム「シリコンバレー・ジャパン・プラットフォーム(SVJP)」と共催という形です。「より多くの日本発グローバルスタートアップの創出を支援・促進するほか、大学発の起業家発掘を行う」ことを目的としています。

Y Combinator
2005年に米国シリコンバレーにて設立された、世界最高レベルの起業家育成プログラム。
年2回、世界中からスタートアップを募集・厳選し、少額の出資(12万米ドル)を行なったうえで3ヶ月間集中的に事業開発指導を行う。このほか、YCパートナーからのメンタリングやYC出身起業家とのディナーなどを実施。プログラム終了時には、厳選された投資家が集まるDemodayで成果を発表し、さらなる事業展開を目指す機会を提供。
過去にDropboxやAirbnbなど、現在世界で最も注目をあつめるスタートアップ企業を輩出。

シリコンバレーの日本人コミュニティ「SVJP」について
シリコンバレー・ジャパン・プラットフォーム(SVJP)は日本とシリコンバレー両地域を代表する経営者、学識者、政策立案者が交流するプラットフォームを提供することを目的とし、2016年8月に米日カウンシル(米国:NPO法人、日本:公益財団法人)と一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブが共催し、発足した非営利団体。 会員企業の幹部層を中心にシリコンバレーの専門家・経営者と最新技術動向や連携のあり方等について議論を深め、交流する機会を多数提供し、プラットフォームの充実とコミュニティの醸成を図る。 シリコンバレーと東京に事務局を置いている。

【関連URL】
・[公式] Y Combinator MEETUP IN TOKYO
・[公式] SVJP

蛇足:僕はこう思ったッス
公式イベントとはいえ、2018年8月27日から始まる本家の「StartupSchool」(参考「Announcing Startup School 2018」)、および2018年10月2日を期日とする育成プログラム(2019年1月~3月にかけて実施)への応募を促進日本ロードショーの意味合いが強い。狭き門ではあるけど、そもそも日本から世界の大舞台に出ようとする若年層が極端に少ない状況を鑑みての企画のようにも感じる。なにしろ世界が注目するY Combinatorのキーマンと3日間も触れられる機会は貴重だ。グローバルスタートアップを標榜する人は目を向けるべきだと思う。

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