ヤフー、新しいリーダーに川邊健太郎氏

ヤフーは2018年1月24日、代表取締役社長 CEOに川邊健太郎氏が就任することを明らかにしました。

ヤフーはインターネット黎明期に日本初のポータルサイトとして誕生。2012年に宮坂学氏が代表取締役社長　最高経営責任者（CEO）就任しスマートフォンの利用者拡大やアスクルの連結子会社化、「eコマース革命」などに取り組みました。

スマホからデータへ

巨大組織となったヤフーは「新たな挑戦とそれに伴う経営幹部の若返り」にフォーカスし、新リーダーである代表取締役社長 CEO 川邊健太郎氏のもと「データの会社」こそが重要な要素であり、新執行体制への移行と代表取締役の異動（内定）を決定いたしました。

　具体的には、新たな挑戦として2018年度からは、「スマートフォンの会社」に加えて「データの会社」になることを目指すとのことです。宮坂学氏は取締役会長に就任します。

【関連URL】
・新執行体制への移行および代表取締役の異動（内定）ならびに定款の一部変更に関するお知らせ
https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2018/01/24a/

蛇足：僕はこう思ったッス
2017年12月、川邊健太郎氏は金沢市で開催されていた「Infinity Ventures Summit」の壇上で「未来は予測するものから創るものへ」という内容の講演を行っていた。急成長するスタートアップの登場に危機感を感じつつも、10年もすれば市場はがらっと変わってしまうということを受け止めチャレンジしていくという内容だ。スタートアップだったヤフーもいまや6000人（単独）の大企業。すでに川邊氏が所属した電脳隊の古い仲間は社を出ている状態。身重になったヤフーどう変われるのか。注目したい。