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ヤマハの「ChimeCa(キメカ)」がすごい、みんなで撮影した動画を自動で同期 【@maskin】

 東京ビッグサイト西ホールで2015年7月1日から〜3日まで開催しているコンテンツ東京。コンテンツ・マーケティングからオウンドメディア、ARなどの先端技術まで幅広いプロダクト&サービスを展示している中で、地味ながら一際多くの人を集めているブースがあった。

 出展しているのはご存知「ヤマハ」。ヤマハ研究開発統括部が、音を扱う技術を紹介するブースなのだが、コンテンツ同期技術「Automatic video/audio Sync」を応用した「ChimeCa(キメカ)」のデモ動画に釘付けとなる人が多発した。

 一体何をするものか? 写真のように、複数の人がスマホでギタリストのプレイを撮影すると、自動でタイミングを分析し、マルチアングルの動画へと同期調整してくれるのだ。百聞一見にしかず、ヤマハが提供する動画をご覧いただきたい。

 必要なのは、専用のハードウェアとiPhone。披露宴のケーキカットなどをみんなで撮影して同期したり、アーティストのプレイをそれぞれの立ち位置から撮影して迫力のあるマルチアングルにするなどアイディアは尽きない。

 これはヤマハ研究開発統括部のメンバーが主体となって展開する「Y2 PROJECT」によるもので、現在、この技術を応用したサービスを共同展開してくれるパートナーを探しているとのこと。

コンテンツ東京開催概要

会期  :2015 年 7 月 1 日(水)〜 7 月 3 日(金) 10:00 〜 18:00
会場  :東京ビッグサイト
ブース :西 2 ホール 1F 7-65(通路7に面しています)MAP
主催  :リード エグジビション ジャパン株式会社
チケット:本展への入場には招待券が必要です。 >>展示会招待券のお申し込み(無料)



【関連URL】
・遅くなりましたが、コンテンツ東京出展に関する続報です!
http://www.y2lab.com/project/automatic_audiovideo_sync/ct-next-2015-2.html
・Automatic video/audio Sync
http://www.y2lab.com/project/automatic_audiovideo_sync/index.html

蛇足:僕はこう思ったッス
コンテンツ東京の先端技術系のエリアは、大半がARコンテンツ、3Dプリンターや映像技術など確かに目をつくのだが「一体、どうやって一般化するのだろう?」という疑問も浮かぶものが多い。そんな中、必要なのはスマホとWi-Fi接続機能をもったデバイスだけ、誰もがいつもやってる「主役を撮影する」というシチュエーションから副次的に新たなコンテンツを生み出すというストーリーに多くの人が興奮したようだ。例えば、数千人がいるコンサート会場で全員がアーティストの演奏を撮影して、それぞれの席から映像を同期させたらどうなるか?AKB48のような大舞台で大移動するエンタテインメントの楽しみ方がガラリと変わるように思えたっす。
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