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コロナの影響はいたるところに見られまだステイホーム中のアメリカですが、AD AGEの最新号ではコロナの影響で消費者心理に大きな影響が出ているとのことです。
ミレニアム世代はエコやヘルシーがキーワードでしたが、今売れているのが、HIPでなくても、やはり値段とそれから長持ちがするもの、そして懐かしいもの。例えば、所謂日本ではプロセスチーズと言われる黄色のアメリカンチーズ。去年比売り上げなんと47% アップ。昨今のミレニアム世代はナチュラルチーズ派でプロセスチーズなんて相手にしなかったのですが、コンフォートフードのチーズトーストがお家ランチには安くて懐かしくて最適なためです。
また、今までミレニアム世代にとってゴルフは年寄りのスポーツで、 反エコで時間がかかりすぎてと散々だったのが 外でソーシャルディスタンスでできるスポーツということで若者に人気が復活。家でのゴルフ練習用ネットも前年比144%アップ。
そしてなんとビール。アメリカではミレニアムに人気のアルコールと言えばお洒落なワインとカクテルだったのですが、オンライン ビールのセールは3月4月とも100% アップ。 家呑みには安くてシンプルな飲み物、ビールもクラフトなどでなくバドワイザーやクアーズの箱買いと言う、HIPでないものが売れている。
ダサいはずのもが、お洒落に、お洒落なものがダサくなるコロナ禍
で日本でもあの商品が生き返るのではないでしょうか?