名古屋出身。米国在住30年目。南山大学卒業。米国カリフォルニア州立大学サンディエゴ校にてMAを取得後、三洋電機本社の女性初の総合職として入社し、海外広報を担当。その後再渡米し、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校にてMBAを取得。
マルチカルチュラル広告代理店最大手の Kang & Lee Advertising や米国最大電話会社AT&T、米国初のオンラインデリバリーサイトのKozmo.comを経て、2002年にマルチカルチュラル総合広告代理店「MIW Marketing & Consulting Group, Inc」 を設立。今年で総評15年目を迎える。米系企業の広告・マーケティング戦略、および日系米国進出企業の広告・マーケティング戦略を数多く手がける。
現在は、二児の母親として母親業を努めながらも、米国において「食育(Shoku-iku)」プロジェクトを推進するため、米国最大の日系スーパーマーケット、ミツワ マーケットプレイスにてアメリカ人の子ども向けに日本食を使った食育教室を開催。また全米放送の中華系TV Phoenixなどで日本食の料理番組を担当するなど、食に関わるプロジェクトを多く手掛けている。日米において、日系企業や、働く女性あるいは大学生向けにも各種講演活動も実施。
2016年、中小機構 海外ビジネス戦略 推進支援事業 現地アドバイザー就任。
NIKKEI STYLEにて連載中。
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(see all) アメリカの高級寿司屋のネタはそれこそ日本直送ということで、おひとり様が数百ドルと言うところもままありました。
それがこのコロナ下、高級寿司レストランは自粛閉店またはテイクアウトのみのため、高級レストランに卸していたWHOLESALERも売り上げ激減。生き延びるために、始めたのはずばり高級食材のD2C. 一般消費者への販売を始めたのです。私もアメリカのスーパーの刺身ネタはやはりあまりそそられるものはなかったので、高級食材店がD2Cの記事は朗報です。
ただ、ここで大問題が今までレストランのお値段は食材のお値段が分からないからこそ、自己納得があったのですが、これで値段が分かってしまうと、アフタコロナに高級レストランに行く人の数がどうなるかです。さらに、レストランが開いたとしても、アメリカはOFFICIALLYに不況です。高級レストランに行ける人がどれだけ残っているでしょうか?
アフタコロナに生き残れるレストランは自宅では到底できないスキルが無ければ、このD2Cの動きで消えてゆくことになると思います。