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手荷物預かりシェアロッカー「ecbo cloak」が2周年、アプリ公開で展開加速

シェアロッカー「ecbo cloak」事業を展開するecbo社は本日(2019年1月21日)、iOSおよびAndroid向けのアプリの提供を新たに始めたと発表しました。これにあわせ東京都内の主要駅構内で広告展開もスタートしています。

「ecbo cloak」のサービス開始は2017年1月18日。スーツケースや楽器、ベビーカーなどコインロッカーには入りきらないような荷物を、店舗や施設の遊休スペースに一時的に保管してもらうサービスで、この2年間で郵便局やJR東日本・JR西日本・JR九州の一部駅構内を筆頭に、ビッグエコー・タワーレコードなど様々な店舗での導入を達成しています。


ecbo 代表取締役社長 工藤慎一氏

Uberのインターンを経験後企業した代表の工藤氏は「日本で毎日17.6万人いるコインロッカー難民をゼロにしたい」という思いでサービス開発を続け、ついに目標の一つであるアプリの公開に踏み切ることができました。

【関連URL】
・[公式] ecbo cloak

超蛇足:僕はこう思ったッス
およそ3年前、創業直後にecbo代表の工藤氏に会ったとき、日本人には珍しい雰囲気を持っていると強く感じていた。その時点で「当面はウェブアプリ。サービスが固まり、利便性が確立するまでウェブで効率よく開発する」と言っていた。もちろん先が見えない新しい事業ではあるが、彼の目には3年、5年、10年タームでの事業成長のイメージがはっきりできていた。そして全くブレていないということを今でも感じている。JR東、そしてJR西系ファンド両方から出資を受け上流を固め、いよいよ地盤固めに入ったecboはシェアロッカーではなく、モノの管理プラットフォームへと旅立つときがきたようだ。

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