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[3分でわかる] サイバーエージェント2019年9月期Q3決算発表

藤田晋

サイバーエージェントは本日(2019年7月24日)、2019年9月期 第三四半期の決算発表を行いました。社員数は2019年度の新卒入社を含め5433人


2019年9月期業績予想で一時下方修正したサイバーエージェントですが、本日発表された 第三四半期の決算発表では、通期予想を営業利益を引き上げています。

コスト削減で下方修正から一点、

業績回復の最大の要因は下方修正を出す前の2018年末から推し進めていたコストの見直しにより、前年同期比38.3%増の94億円に改善。これにより通期予想も営業利益を200億円から290億円に引き上げています。

主力事業に分けてみると「メディア事業」では、インターネットテレビ局「AbemaTV」が開局以来狙ってきたWAU1000万を達成し広告も順調に推移してきているほか、「ゲーム」事業や「広告」事業でも前年比で成長傾向にあります、。

しかしながら、売上高推移を見ると前年同期比でプラスではあるものの、伸び止まり傾向がみえるので、その対策を進めたいと藤田社長は話します。

成長の鍵となる「広告」事業

特に成長のトップラインを支える「広告」について、通年ならば4−6月の売り上げは落ちる傾向にあるものの、戦略的に新規広告主を獲得することで脱却。第四四半期では新規顧客からの受注を継続して受けたい考え。

新たなヒットを狙う「ゲーム」事業

広告宣伝費を見直し大幅増益。今後は年間5本ペースで新作を投入する考え。

アメーバピグ終了、AbemaTVが牽引する「メディア」事業

アメーバピグ終了で売り上げ減少したメディア事業ですが、インターネットテレビ局「AbemaTV」が開局3年2か月で、4200万DLを達成。特にニュース速報の放送により、1000WAU(週当たりのアクティブユーザー)を突破しするなど成果を残しました。

しかしながら藤田社長は「定着するまでには時間がかかるのでじっくり取り組みたい」と考えており、地上波とのリレー番組やリアルタイム連動番組を、放送をみながら馬券が購入できる事業など、多角的に展開したい考えです。なお、月額960円の有料会員は44.8万人に到達したことも明らかになっています。

【関連URL】
・[ブログ] 渋谷ではたらく社長:上方修正と、今後の決算説明会について

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