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はてな近藤社長インタビュー②

▼これまでの10年、これからの10年
 近藤社長にとって、これまでの10年はコミュニケーションツールが変化した10年だった。これからの10年もその延長線上でどう変化していくのかに興味があるという。SNSにしろ、これまでは実社会の人間関係をネット上に反映させる仕組みが主だった。これからは実社会にないような人間関係、ネット上しか存在しないような人間関係のあり方というものが登場してくるのか、こないのか。
 ゲームにどっぷりとつかっている人たちは、ツールを売買できる経済圏を形成していたりと、ネット上ならではの人間関係を既に築いている、という見方もできる。ゲーマーだけでなく一般の人たちも同様のネット社会を築くようになるのだろうか。
 多分同じ関心を持つ人が小宇宙を形成するようになるんだろうけど、それは社会の分断を意味するのだろうか。
「近藤社長インタビュー 第2回音声ファイル」

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湯川的いい加減用語解説

【web2.0】簡単に言ってしまえば、ウェブが今までと変わってきたね、ということを「web2.0」という言葉で一まとめにしただけのこと。具体的には、ユーザーの情報発信がコンテンツになってきたとか、複数のウェブサイトの機能を合わせて新しいサービスを作るとか、そういったこと。もっとまともな解説は佐藤 匡彦さんのブログなどが詳しくていい。
【P2P】大きなコンピューターで集中して演算処理するのではなく、ネット上に存在する複数(無数)の余剰能力を持ったコンピューターを利用して分散処理する、とかそういうこと。もっとまともな解説は、ウィキペディアでどうぞ。
【コンシューマー・ジェネレーテッド・メディア(CGM、消費者発信メディア)】ブログとかSNSとか消費者が発信する情報が、既存メディア並みのコンテンツを出せるようになっている。企業のマーケティング担当者、広報担当者は、既存メディアだけではなく、ブログなどにも目配りしなければなりませんね、という話。もっとまともな解説を読みたい人は、藤元健太郎さんの記事をどうぞ。
【SNS(ソーシャル・ネットワーキング)】グリーとかミクシィとかいうやつです。

近藤語録

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