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注目技術LPOについてトランスコスモスの武智清訓さんの講演。時事通信広告テクノロジーセミナーから。
自社HPができるだけ検索結果の上位に表示されるように工夫するのがSEO(サーチエンジン最適化)だが、検索エンジンから着地(ランディング)ページに来たユーザーを物販、決済などの目的のページにまで導くための工夫がLPO、ランディングページの最適化だ。
トランスコスモスは、LPOで実績を持つ米国オプティモスト社と提携し、国内でもサービスを始めている。
- LPOは、コンバージョン率を高めるための手法の1つ。
- SEO、広告は、外からランディングページ(広告の受けページ)への導線。そこからコンバージョンまでの導線がLPO。
- SEOにお金をかけるだけでなく、サイト上でも改善を行うことで目的を達成すべき。
- キーワード広告を打っているのなら、キーワード広告にマッチしたランディングページを作る。
- ランディングページに必要なコンポーネントを増やす。サイトからの離脱を防ぐ。
- ウェブサイトの導線を考えて、完了ページまできちんとたどり着くようにする。
- ランディングページという1枚のページを効果的に見せコンバージョンに結びつけるか。米オプティモスト社が4年前からこれだけを実践している。
- 同社と提携し、6月から日本でサービス開始。
- 1枚のクリエイティブをベストのクリエイティブにするために、複数のパターンを用意し、その中からベストなものを導き出していく。ASP+分析+コンサルティングサービス。
- オプティモストの場合は、一度にたくさんの候補のページに同等レベルのアクセスを与え、短期間にテストできる。
- 例えばダイエットのページにAからHまでコンポーネントに分け、コンポーネントごとに幾つかのパターンを用意。Aの部分に「10ポンド減らそう」「20ポンド減らそう」「痩せて夏に向けて準備しよう」といったようなバリエーションのコピーを表示させる。こうしたいくつものパターンをコンポーネントごとに出していく。その組み合わせで大量のページパターンを用意する。統計的に分析、解析し、ベストなクリエイティブを作る。
- ランディングページだけではなく、トップページ、商品の紹介ページ、入力のフォームなど、コンバージョンのカギになるようなページの最適化に使える。
- 最適化後のコンバージョン率の向上の度合いが高い。平均で30%の向上。
- ページの素材を用意するだけで、大量のページパターンを生成できる。
- 素材ごとにコンバージョンに与える影響を判別できる。
- ページクリエーターはテスト結果を見て、よりよいページデザインが可能になる。
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