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広告の未来はこうなるという結論と、講演会のお知らせ

「広告の究極の形が見えた!」と興奮してしまったので、勢いにまかせて「期間限定!講演します」というエントリーを上げてしまった。
アップしたものの、こんなエントリーで講演依頼がくるんかいな、と自分自身よく分かりませんでした。でもエントリーアップからわずか72時間で、来た講演依頼は7件ほど。いやびっくり。中でも一番驚いたのが、韓国の大手ネット企業からの講演依頼。えー!!韓国にもこのブログの読者がいたのかぁ!!
ほとんどが社内セミナーなんですが、一般公開のものも幾つかありますので、確定次第お知らせします。
東京ですと、今のところ2件の公開セミナーの開催が確定しました。1つは、広告系ブロガーとAMNの共催の勉強会。これは既に告知され、募集が始まりました。

広告代理店や企業のマーケ担当の方向けの勉強会

日時:3月27日(木) 19時半開始(19時会場)
場所:株式会社オリコム 会議室 (地図
料金:4,000円(懇親会費込)
対象:広告営業に携わる方、企業のマーケティング担当者の方
人数:50名
申し込みはこちら

もう1つは、六本木のアカデミーヒルズでのオンラインビジネスセミナーで4月18日(金)19時~21時。こちらのほうは、まだ告知が始まっていません。告知が始まれば、お知らせします。

で、どちらに出席すべきだろうかと考えておられる方。次に僕がたどりついた広告の究極の形に対する予測を書きます。これを読んで、どちらに出席するかを決めてください。

 究極の未来には「広く告げる」という意味での「広告」は消滅する。すべてのマーケティングメッセージは、特定の層、個人にターゲットされる。一方
で消費者も、意識的、無意識的に情報を発信する。この企業と消費者の情報のやり取りを支えるためのマーケティングインフラの形が米国では確定し始めた。そ
れは、ウェブ解析とCRMの連携を核に、あらゆる情報収集システム、あらゆる情報発信システムが1つにつながったものである。

 広告マンのクリエイティビティは、広告コンテンツ作成の部分で求められるのではなく、どういう情報収集システムと、どういう情報発信システムを、どのようにつなげるべきか、というプロセスの設計部分に求められるようになる。

 この情報のマーケティングインフラを1つの広告会社、1つのIT企業が独占することは不可能である。なぜなら、排他的に利益を独占しようという戦
略よりも、共存共栄を目指す戦略のほうが、自分にとっても利益が大きくなることを参加プレーヤーの多くは既に気づいているからだ。なぜ共存共栄戦略のほう
が効果があるのかといえば、このインフラが社会の経済活動すべてを飲み込むほど大きなものになるから。今後数年間でパイ全体が急拡大するからだ。全体のパ
イが急拡大することが分かっているので、排他的な競争をすることもないというわけである。
 広告会社、IT企業は、この情報インフラを一社で手中におさめようとするのではなく、自分の得意分野が何で、どのような形でこの情報インフラにつながることが利益の最大化につながるのかを考えるべきだろう。

 この文章を面白そうと思う方は27日の勉強会におこしください。
 何のことやらさっぱり分からん、という方は4月18日のセミナーにおこしください。もっと分かりやすく丁寧に説明させていただきます。 

 27日のオリコムでの勉強会は、有名な広告系ブロガーの方を始め、ベストセラーテレビCM崩壊を監修されたアド・イノベーターの織田浩一さんも出席されると思うので、かなり専門的な議論が繰り広げられると思います。上記の僕の未来予測についてガンガン突っ込まれるのではないか、とちょっと恐いくらいです。こういったかなり専門的で濃い議論に自分も参加してみたいと思われる方は、3月27日のオリコムでの勉強会にご参加ください。

 そんな濃いメンツとガンガン議論したいわけではない、できれば心穏やかに話を聞いていたい、という方は4月18日の六本木でのセミナーにご参加ください。

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