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Cnetの「グーグルCEOシュミット氏が語る5年後のウェブ–大きく変化するインターネット」という記事を読んで。
Googleの最高経営責任者(CEO)であるEric Schmidt氏が調査会社Gartnerのインタビューに答えているもの。記事の中には幾つかのポイントが箇条書きになっているが、リアルタイム情報に関する発言が一番多い。
- リアルタイムの情報は、ほかのすべての情報と同じ価値を持っている。われわれはリアルタイム情報を検索結果に含めたいと考えている
- リアルタイム情報を取り扱う企業は、TwitterやFacebook以外にもたくさんある。
- われわれは今でも、リアルタイム情報をインデックス化することができる。しかし、それをランク付けするにはどうすればいいのだろうか
- こうしたユーザー生成型情報への根本的なシフトにより、人々は従来型の情報ソースよりも、ほかのユーザーに熱心に耳を傾けるようになる。そうした情報に対するランクの付け方を学ぶことは、この時代における大きな課題だ
シリコンバレーは、リアルタイムウェブがホットな話題だなあ。
今日も、米ヤフーがリアルタイム検索のベンチャーのOneRiot社などと、リアルタイム検索の実験を始めている、という報道があったばかり。
Yahoo teams with OneRiot on real-time search
twitterだけがリアルタイム情報じゃないとSchmidt氏が言うので、ほかにどんなものがあるのか調べてみた。
Leapfishというベンチャーも、もうすぐリアルタイム検索のサービスを始めるらしい。検索窓に入力している途中から、検索結果が次々と現れるという。だからどうなの?というところはあるけど。ちょっとエゴサーチしてみたけど、何も出てこなかった。Bingのリアルタイム検索のように、まだ米国限定なのかもしれない。価値あるサービスかどうかの判断はまだできない。
Real-time Searching with Leapfish
グーグル自身も、検索技術の改良を続けており、新しい検索技術は「カフェイン」というコード名で、よりリアルタイムに近い検索結果がdるという。
http://bbcindex.novarising.com/whatis/
TwitterJobSearch
ツイッターの情報の中から、ノイズを排除し求人に関する情報だけを見つけてくるというサービス。
「writer」で検索してみたら、いろいろ出てきたけど、採用担当者のつぶやきというより、人材あっせん業のサイトがツイッターを使ってフィード情報を流しているできのものしか出てこなかった。
人力によるリアルタイム検索。Aardvark社が運営するvark.comというサイトにアクセスし、そこで140文字の質問をすると、それを見た人から答えが返ってくるというもの。これはYahoo!知恵袋のtwitter版みたいなもの。
Sound Index for the BBC
FacebookやMyspace、iTunesなどでの音楽利用の動向をリアルタイムで把握し、リアルタイムのランキングを出す。
これは確かに面白そう。
ツイッター情報のランク付けに関しては、twitterrankとかがある。サイトがダウンしているので、よく分からなかったが、グーグルのベージランクのように多分follower数などを考慮して、誰にRTされた情報か、とかで情報のランク付けをするようになるのだと思う。
こうしてみると、いろいろな仕組みは出来てきているものの、まだこれはというものがない。まあグーグルを含め各社非常に熱心に開発を続けているので、そのうちおもしろいリアルタイムサービスが出てくるんだろう。