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Mobile Marketing Watchによると、スマートフォンやケータイを使ったGoogle検索の3分の1は、現在地周辺の情報を検索する行為だという。
考えてみれば当たり前の話で、僕自身iPhoneのGoogle検索を使うのって、今いる場所の周辺のスターバックスやプロントを探すための検索がほとんど。
「今から位置情報を取得してもいいですか」ってカッタルイことをいちいち聞いてこなくていいから、GPS情報を基に現在地周辺の情報だけを表示してほしい、って常々思っていた。
Googleって特に発表もせずにいろんな改良を加えているようで、気がつけばiPhoneのGoogle検索って位置情報を考慮して非常に使い勝手がいいものになっていた。
Mobile Marketing Watchの記事によると、Googleのモバイル担当者って、位置情報をかなり重要視しているようだ。この記事によると、Googleのモバイル広告グループのマネジャーのPaul Fengさんは、「We think of location as a hugely important signal(位置情報が非常に重要なシグナルだと考えている)」と語っている。Fengさんによると、Googleはナビゲーションを含むユーザーインターフェースや広告プラットフォームの部分でこれからさらに改良を加えていくという。
またGigaOmによると、GoogleのシニアバイスプレジデントのJonathan Rosenbergさんは、「モバイルウェブはPCウェブよりよくなる可能性がある」と語っているという。Rosenbergさんによると、広告主もモバイル広告の可能性に気づき始めたようだ。
広告の中に電話番号や住所を入れタップ1つで電話がかけられたり地図を表示できたりするとクリック率が向上していることや、ターゲティングツール、解析ツールの性能が向上し収益化率が高まっていることから、広告主がより一層モバイルに注目し始めている、とRosenbergさんは指摘している。(関連記事:モバイル広告に照準を定めたGoogle、日本のリードは揺らぐのか)
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