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5月になりましたので、4月の黒字達成率をお知らせします。
いろいろな方から「黒字達成率の記事を楽しみにしています」という話を聞きます。どうしてー??何がそんなに楽しみなんだろうか。
よく分からないけど、楽しみにされているのはありがたいことではあります。
さてライブドアからいただいている制作費を分母に、TechWaveの広告収入を分子にした4月の黒字達成率は31%でした。
「ネットメディアはコンテンツを蓄積すればするほど有利になる。ネットメディアはフローのビジネスではなく、ストックのビジネスだ」というのがライブドアの考えです。この仮説(僕の中では「仮説」、ライブドアの担当者の間では「事実」)によれば、黒字率は徐々に徐々に向上し、最速で半年から1年で黒字を達成し、収益性の高いビジネスになるというのです。
話題になるようなコンテンツを蓄積していけばだれでも黒字を達成できるという「仮説」なのですが、個人運営のブログではそれまで赤字に耐えることができないので「ネットは儲からない」ということになってしまうわけです。でも黒字になるまでの期間を支援すれば、もっと多くのネットメディアが成立するはず。そこで資金面、アクセス流入面で新しいブログメディアを支援するという事業をライブドアは手がけているわけです。
確かに2月の黒字達成率は22.1%、3月の黒字達成は27%。今回は31%と、徐々に上がってきています。
連休続きで、まだライブドアの担当者と会合を持っていないので分かりませんが、ライブドアは今回の数字で満足なのだろうか?僕とオカッパ本田は「なかなか伸びないねー。結構きびしいねー」という認識です。
この調子なら半年で黒字達成はまあ無理なような気が・・・。年内、黒字達成を目指します(汗)。
流入元を見るとライブドアニュースからが圧倒的に多く、やはりライブドアに流入面でも頼り切っています。ライブドアの支援がなくなれば、あっという間に「吹けば飛ぶような」ブログになってしまいます。
ただGoogleにインデックスされたことから、Google検索からの流入もかなり増えてきました。GoogleニュースやYahoo!トピックスからの流入もかなりの数になってきています。
GoogleやYahoo!からのアクセスが多いのは、速報性を競う記事ではなく、独特の切り口の解説記事が中心のようです。やはりTechWaveではブログメディアらしく独特の切り口を売りにしていくべきだなと再確認した次第です。
そこで新しいコンテンツを追加しました。右コラムのトップにあげた「常に最新!トピックス」です。ネット上のニュースは単発の記事に流されて全体像が見えなくなる傾向があるので、もう少し大きな視点で全体像を見渡したまとめ、解説記事にしました。新しいニュースが出るたびに加筆、修正し、最新の情報を踏まえた上での全体像が分かるようにしていきたいと考えています。
そのほかの具体的な数字をお知らせすると、ライブドアのサーバーによると、4月のページビューは75万8781PVでした。3月が72万6116PVだったので、確かに伸びています。Google Analyticsによると691,481pvでした。ユニークユーザー数は29万4492人でした。
「ブログだけで食えるようになる」というのがライブドアの考えなんですが、僕自身はそれはそれでうれしいんだけど、ブログメディアを核にいろいろと収益性の高い事業を展開できるはずだと考えています。そこでいろいろと事業のタネを植えているのですが、その第一弾である「ソーシャルメディアコンサルタント養成講座」は、おかげさまで満席になりました。ブログ自体はまだ赤字なんですが、こうした周辺事業を入れるとなんとかギリギリ「ブログで食える」状態になりつつあります。
「養成講座」はまだ開講していないんですが、1回目が終われば、もう1回くらいは開いてもいいかなと考えています。こうしたセミナー、イベントも柱の一つにしたいと思っています。
そして周辺事業第2弾である電子出版事業も順調に開発が進んでいます。最初の電子書籍である「iPhone的英語学習法」はいろいろな人の支援を受けてある程度の形が見えてきました。 第2弾はレシピ本です。
まだ何も手がけていないのですが、英語教育事業などにも乗り出したいと思います。調査、研究事業も準備を進めています。
すべてどこか、だれかとのアライアンスです。同じビジョンを共有する者が、自由にくっつき、1つの事業が終われば自由に離れる、というような事業形態を目指しています。
今はまだまだ零細事業ですが、やる気のある人をどんどん巻き込んで、社会に変革を起こせるような事業に育てたいと考えています。
といっても僕は夢物語を語るだけなんですけど。実際はオカッパ本田を始め、周りの優秀な人たちが次々と形に変えてくれています。やる気いっぱいの優秀な人たちと一緒に仕事ができることは本当に幸せなことだと思います。感謝しています。