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AppleのFlash非対応がウェブ制作者を困らせる3つの理由【湯川】

iPadやiPhoneをFlashに対応させないことについてユーザー目線の反応はTwitterなどでよく目に付く。Flashに対応してほしいという意見と、Flashなど必要ないとする意見が半々ぐらいに見受けられる。でも現場のウェブの開発者はどのように感じているのだろうか。われわれ素人にも分かる形で問題点を整理してほしいと思っていた。

 そうしたらこのブログのコメント欄に比較的詳しい意見を書いてくださった方がいた。非常に参考になったので、エントリーとして紹介させていただきたい。

1、HTML5上でflash同等のことをやるためには現状プログラムスキルが必要。flashのようなGUIオーサリング環境が特に無いから普通のWEBデザイナーは手が出せない。先にAppleがflashライクなオーサリングツールを開発していればまだマシだったのではと思います。

2、PC向けサイトの場合、ブラウザシェアの関係上IE6以降(HTML5への対応度が低い)に対応させる場合も少なくない。

3. さらに文法宣言が異なる。XHTML1.0transitional(またはHTML4.01)とHTML5を同居させる為にはPHP等のサーバスクリプトが必要。個人でCGI不可のレンタルサーバを借りている場合は対応できないし、企業でもCGI制作管理を外部委託している場合、相手が良くても追加発注、悪ければ業者変更や自主開発を検討しなければならない。

Appleが自社環境しか考えない事で、業界にも弊害が出ています。

 コメントを寄せてくださった方、ありがとうございました。

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