6月2日に公開されたAmazon.co.jpの公式アプリ「Amazon Mobile JP」の反響が色々なところから聞こえてくる。目玉はiPhoneで撮影した画像から、関係するであろう商品を探して伝えてくれる「フォト検索」機能だ。
例えば、アプリ経由でこんなアイテムの写真を撮影。検索に投稿してみる。
しばらくするとメールで検索が完了したとの連絡。再度アプリでその結果を確認してみると。なんと!
撮影したアイテムそのものをズバリを探し出してくれた。
抽象的な写真では?
調子に乗った筆者が次に試したのはこちらの3点(画像を拡大して下さい)。
上からウルトラマンのガラモンらしきキャラクターのマグネット。次が、コンタクトレンズのケース、最後に手でキツネを表現したもの。
画面の横にはそれぞれ検索結果が表示されているが、以下にも示す。ずばり的中したというものはないが、なんとなく類似する感じがするものが多いのには驚かされる。
ウルトラマンのガラモンらしきキャラクターの写真の場合
まったく違うのだけど、小さな子どもが好きそうなテイストのアイテムという共通項があるのには驚き。
コンタクトレンズのケースの写真の場合
全然違うんだけどレンズ保護部の感じが似ている…
TOY MACHINE MATOKIE 2 WHEEL ORANGE 50MM トイマシーン マトキエウィール NO.7
手でキツネを表現の写真の場合
こんなので検索できるわけない!とタカをくくっていましたが、手の感じが似てる!?これはビックリしました。
A Dictionary of Theatre Anthropology: The Secret Art of the Performer
というわけで、 一日中試してもあきないような気がするこのアプリ。購買意欲を向上させたのだろうか? 筆者においては「物欲度アップ」となったようだ。
■ Amazon Mobile JP(iTunes Store)
(増田(maskin)真樹)
1990年より執筆およびネットメディアクリエイターとして活動を開始。
週刊アスキーを初め、日経BP、インプレス、毎日コミュニケーション、ソフトバンク、日経新聞など多数のIT関連雑誌で活躍。
独立系R&D企業のマーケティング部責任者の後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの立ち上げに参画。
ネットエイジでコンテンツディレクターとして複数のスタートアップに関与。ニフティやソニーなどブログ＆SNS国内展開に広く関与。
現在、複数のメディア系ベンチャー企業にアドバイザー・開発ディレクターとして関与。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。書き手として、また実業家として長年IT業界に関わる希有な存在。
6月17日 翔泳社より「Twitter情報収集術」を発売。
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