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米検索エンジン市場でマイクロソフトが初めてヤフーを抜き2位に 【増田(@maskin)真樹】

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 米調査会社ニールセンは9月14日、米国の8月における検索市場シェア調査を公表した。マイクロソフトが初めてヤフーを抜き、グーグルに次いで2位になった。


米国検索サイトトップ5 / 2010年8月
ランク ブランド 検索シェア 前月比 % 前年同月比 %
1 Google Search 65.1% 1% 1%
2 MSN/Windows Live/Bing Search 13.9% 2% 30%
3 Yahoo! Search 13.1% -8% -18%
4 Ask.com Search 2.1% 0% 24%
5 AOL Search 2.0% 0% -37%
出典: 米ニールセン

 マイクロソフトの検索エンジン群の伸び具合がはっきりと数字に現れている。また、こうしてみるとトップ1から5のシェアの開きの大きさに驚かされる。検索エンジン市場において、いかにトップシェアが重要か、また、その競争に勝利することがいかに困難かを再認識させられる調査結果だった。

■ 関連URL
・Bing Overtakes Yahoo! as the #2 U.S. Search Engine
http://blog.nielsen.com/nielsenwire/online_mobile/bing-overtakes-yahoo-as-the-2-search-engine/

蛇足:僕はこう思ったッス

この1年マイクロソフトの存在感は着実に強いものになった。先日発表されたGoogle Instantについても、1年以上前、有志がBing APIを使って同等のサービスを展開しており、個人的には目新しさを感じなかった。もちろんGoogle Instantが驚異になるのなら、マイクロソフトは迅速に実装できるんじゃないかと思う。マップにしてもモバイルにしても、マイクロソフトはじわじわグーグルを追撃しているように思える。しかし、先日iTunesをSNSに変容させたアップルのように、突然トップシェアを獲得する企業が登場してもおかしくないのがこの世界に恐いところだ。
著者プロフィール:増田(maskin)真樹twitter:maskinmetamix)
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 アスキーのApple系雑誌でライターデビュー。1990年より執筆およびネットメディアクリエイターとして活動を開始。週刊アスキーを初め、日経BP、インプレス、毎日コミュニケーション、ソフトバンク、日経新聞など多数のIT関連媒体で活躍。
 独立系R&D企業のマーケティング部責任者として教育・研究開発向け製品の輸入企画や開発、マーケティングに関与。専門家向けプロショップ運営。雑誌ライターとして90年代を疾走後、シリコンバレーで証券情報サービス立ち上げに参画。帰国後、ネットエイジでコンテンツディレクターとして複数のスタートアップに関与。関心空間、富裕層SNSのnileport、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。
 現在、TechWaveのスタッフライター1号機として活動する他、書籍などを中心に執筆活動を展開。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。スタートアッププロジェクトのアドバイザー等として活動する。ソーシャルメディアやブリック&ブロックのプロ。書き手として、また実業家として長年IT業界に関わる希有な存在。詳しいプロフィールはこちら [お仕事お待ちしております m(_ _)m]

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