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グーグル、ページ内解析機能をローンチ 〜コンテンツのクリック導線が明確に【増田@maskin真樹】


[読了時間:1分]



 Googleは10月15日、無料でありながら高機能なウェブアクセス解析サービス「Google Analytics」にページ内のクリック導線を視覚的に分析できる「In-Page Analytics」をローンチした。






 この機能は、Google Analyticsの機能追加という形でベータ版が提供されている。使用するにはGoogle Analyticsに自分のアカウントでログイン後「In-Page Analytics」のリンクをクリックするだけでいい。登録しているサイトのページが開き、どの部分がどれだけクリックされているか%で表示される。(以下は筆者のブログmetamixの1ページ)

 便利なのは表示している部分の下にどれだけのクリック導線があるかを%で表示してくれる点。上下スクロールが常識の昨今、コンテンツ設計をする指針になるだろう。また、そのページにおける各種解析データがサイドメニューに表示されるため、サイトに訪れる人の行動の統計が手に取るように解るようになる。



■ 関連URL
・Introducing In-Page Analytics: Visual context for your Analytics data
http://analytics.blogspot.com/2010/10/introducing-in-page-analytics-visual.html

蛇足:僕はこう思ったッス

この手のサービスは多々あれど、詳細データを保持するGoogle Analyticsに統合されるとなると解析界に大きなインパクトがあるのではないだろうか。とにかくページ内解析の投入により、ウェブサイトに訪れる人々による轍が明確になった。あとは、何をどうするかだけだ。

著者プロフィール:増田(maskin)真樹twitter:maskinmetamix)
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 アスキーのApple系雑誌でライターデビュー。1990年より執筆およびネットメディアクリエイターとして活動を開始。週刊アスキーを初め、日経BP、インプレス、毎日コミュニケーション、ソフトバンク、日経新聞など多数のIT関連媒体で活躍。
 独立系R&D企業のマーケティング部責任者として教育・研究開発向け製品の輸入企画や開発、マーケティングに関与。専門家向けプロショップ運営。雑誌ライターとして90年代を疾走後、シリコンバレーで証券情報サービス立ち上げに参画。帰国後、ネットエイジでコンテンツディレクターとして複数のスタートアップに関与。関心空間、富裕層SNSのnileport、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。
 現在、TechWaveのスタッフライター1号機として活動する他、書籍などを中心に執筆活動および講演活動を展開。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。DJやイベントオーガナイザー。スタートアッププロジェクトのアドバイザー等として活動する。ソーシャルメディアやブリック&ブロックのプロ。書き手として、また実業家として長年IT業界に関わる希有な存在。詳しいプロフィールはこちら(お仕事下さい m(_ _)m

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