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mixi「イイネ!」ボタン設置サービス開始、チェックとの使い分けは?【増田(@maskin)真樹】

[読了時間:2分]


 ミクシィは12月8日、お気に入り情報に投票できる「イイネ!」ボタンを、mixi.jp外のサイトに自由に設定できるサービスの提供を開始した。この機能はmixi Plathomeの一機能である「mixi Plugin」に対応したもので。利用には、mixi Plathomeのパートナー登録が必要となる。





 ミクシィは、すでに「mixiチェック」という、関心のある情報をマイミクと共有できるボタンを外部サイトに設置できるサービスと提供している。今回発表された「イイネ!」ボタンとは、どういった違いがあるのだろうか。

 実際、筆者のブログに設置してみたが、mixiチェックは共有、イイネ!ボタンは共感ジェスチャーのようなもののようで、facebookの「Share」と「イイネ!」との関係と全く同じようだ。

■ 関連URL
・新プラグイン「イイネ!ボタン」リリースのお知らせ
http://developer.mixi.co.jp/news/11915
・技術仕様 http://developer.mixi.co.jp/connect/mixi_plugin/favorite_button/spec

蛇足:僕はこう思ったッス

facebookがMySpaceを抜き去るきっかけとなったOpen 戦略。ミクシィは2009年末頃から段階的に踏襲し続けている。ミクシィ社自体はそれを認めつつ、同社なりのカスタマイズが施され少しずつ雰囲気は異なっているものもあるが、「Share」=「mixiチェック」、「イイネ!」=「イイネ!」のように全く同じ機能もある。匿名と実名のように方向性が完全に合致しているわけではないが、両者はソーシャルグラフを扱っている。facebookが日本国内で本格展開し初めた際、この数ヶ月驚異的な勢いで普及している怪物サービスに立ち打ちできるのだろうか。

著者プロフィール:文筆家・イマジニア 増田(maskin)真樹
TechWave副編集チョ

 十代からメディアクリエイターとして企画設計からマーケティングまでマルチな才能を発揮。週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で活躍。雑誌ライターとして90年代を疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスの起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導する。

 数年間の休眠後、現在TechWaveのスタッフライター1号機として活動する他、書籍などを中心に執筆活動および講演活動を展開。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。DJやイベントオーガナイザー。スタートアッププロジェクトのアドバイザー等として活動。ユニークな経験、独自の情報ツール等を武器に、徐々にフルスロットル状態へ。「あらゆる意味でのスタートアップを支援します!」

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maskin[at]metamix.com
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