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株式会社電通と米国Facebookは、SNSのFacebookを活用した広告主向けサービスの面において業務提携契約を結んだと発表した。
この契約により、電通はFacebookの公式広告販売パートナーとして、①広告主向けにFacebookページのコンサルティング・制作を行うと共に、②Facebookのプレミア広告枠の独占販売、③マス広告と連動したFacebook活用の新しいマーケティング展開を広告主に提供していくという。
蛇足:オレはこう思う
「らしい」なあw。YouTubeが脚光を浴びた際にも電通はYouTubeの広告枠を独占しようとGoogleに話を持ちかけたというからw。
当時Googleは、YouTubeの広告ってそんなもんじゃないので、と断ったという。話がまったく平行線だったとか聞いている。「そんなもんじゃない」っていうのはマスメディア広告のように面で買うものじゃない、っていうような話。
今回の提携で①と③はまあいいと思う。ほかの代理店同様にがんばってください、ということ。
問題は②。どうしてFacebookはGoogleのように「そんなもんじゃない」って断らなかったのか。ここが非常に興味深い。
多分、Facebookはプレミア広告枠なんて、本音のところではそれほど重要視していないんじゃないかと思う。プレミア広告枠って、マスメディア時代、ポータル時代、検索時代の遺物のような存在で、ソーシャル時代にはリアルなソーシャルグラフを活用したもっと有効なマーケティング手法があるし、そこはものすごいドル箱になるはず。そのことを理解しているからFacebookはあっさりと広告枠の独占販売を認めたのだと思う。
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