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28日発売なるか?=iPad2を購入すべき3つの理由 【増田(@maskin)真樹】


[読了時間:2分]

 日本での発売が遅れていたiPad2は、“おそらく28日に発売するだろう”という予測として10日、周囲の状況や各情報筋によると、現実のものとなる可能性が高くなっているようだ。旧(現行)iPadユーザーも、新規で購入しようと考えている人も、多いに悩んでいると思う。そこで、すでにiPad2ユーザーである筆者から少しアドバイスを送りたいと思う。





 iPad2の詳細については、すでに公開済みのレビューに任せるとして([1][2])、今回は3つのポイントで購入すべき理由を簡単に説明する。そう、筆者はiPad2は購入すべきだと思うのだ。

1.一度使ったら戻れない 旧iPadとは全く別のデバイスと認識したほうがいい

 主な旧iPadユーザーはこう思っていると思う。「今のiPadで満足。iPad2は軽く、高速になっただけでしょ?あ、カメラもあるのか、、、」。スペックだけを見るとその程度かもしれないが、全然違う。冒頭の写真にある通り、iPad2は片手で使えるレベルにきている。旧iPadにケースを付けて、まるで厚めの雑誌を抱えてきた人にとっては、全く別のプロダクトと言っても過言ではない。ソフトウェアやアプリはほぼ同じではあるが、これほど形状の大切さを感じさせてくれたプロダクトは珍しいと思う。

2.プレゼン専用機としても十分使える、Ustream中継マシンとしても優秀

 旧iPadは、ディスプレイアダプターを接続しても、VGA出力できるアプリが限定されてしまい、自由に使うことができず、プレゼンするにも大変な思いをしていた。しかし、iPad2になると、アダプタを接続するだけで外部ディスプレイ等に映像を出力することができる。操作画面はもちろん、全てのアプリケーションに対応(一部保護コンテンツの投影ができないなどの問題はある)。旧iPad用のディスプレイアダプタも使用可だ。

 こうなってくるとプレゼンやセミナーでの本領発揮は間違いない。スライドプレゼンだけでなく、自分が講演しない時は、iPad2のカメラでUstream配信も可能となる。電池も持ち具合も問題無い。

 プレゼンといえば「Keynote」が便利だが、筆者は、WebDAVサービス「DropDAV(http://www.dropdav.com/」を使用してDropBox連動でノートPCで作成したPPTファイルを、iPad2でリモートプレゼンするスタイルが定着しつつある。

3. ITビジネスはこの半年が勝負、新潮流には乗るべき

 今、日本にはとても大きな流れが生まれようとしている。いわずもがな、スマートフォン、タブレット、新ウェブ技術の3本である。Androidは2011年中に日本に浸透する。アプリ開発はもう遅過ぎるくらいだ。この業界でビジネスをやるつもりなら、市場のキーストーンとなるプロダクトはしゃぶりつくすくらいの気持ちでないと生き残れない。

 「マーケットを見て、リスクを回避してやる」という理論はこれまでの話。フリーミアムの時代、そして新潮流がきている今、「みんなが共感できる、すごいもの」を投入したところが成長するからだ。iPad2を手にすると、時代の変容を実感できるはず。だから購入すべき。

蛇足:僕はこう思ったッス

28日発売なるか?大手新聞なども28日発売報道していますね。当たったらお祭やりましょう。
著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 コードも書けるジャーナリスト。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、アパート起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。フリーで関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。“IT業界なら地方で成功すべき”という信念で宇都宮市から子育てしながら全国・世界で活動中。 / ソーシャルアプリ部主宰。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。
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蛇足:オレはこう思う

僕はiPadとiPad2の間にそれほど大きな違いを感じないなあ。iPad2を1日ほど触ってみたけど、別にオリジナルのiPadでもいいかと思った。
でも電機量販店なんかで去年のiPadを2万円くらいで下取りしてくれるところがあるみたいだから、あと1万5000円くらい追加してiPad2に買い換えてもいいとは思うけど。
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