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instagramの写真にメッセージを添えて全国に郵送できる「Instegami」【増田(@maskin)真樹】


[読了時間:1分]

 撮影したデジカメ写真を美しく変換しみんなで楽しむiPhoneアプリ「instgram」。フォトコミュニケーションのインフラとして価値が高まり、東日本大震災発生時は世界中から“Pray for Japan”のメッセージが発信されるなど、社会的効果に注目が集まっている。

 その“瞬間”を促え、共感の連鎖を楽しむinstagramのソーシャルメディアとしての価値は誰もが認めるところ。折角の美しい写真をより楽しむ手段が欲しいところだが、現在iTunes App Storeで販売準備中(5月11日に申請)の「Instegami (インス手紙?)」は、instagramで作成した美しい写真を簡単な操作で日本全国に郵送してくれる。





 アプリ自体はとてもシンプル。自分のinstagramアカウントでログインし(アカウントを所有してない場合はユーザー登録必須)、撮影した写真をサムネイルから選択し、メッセージと宛先と自分の住所を入力して選択するだけ。

instagramで撮影した写真から1つを選択

メッセージを入力してプレビュー確認(開発者のみなさん…)

住所を入力して宛名面も確認。住所録との連携もできているので便利

 発送料は1通あたり税込で230円。iTunes App Storeのアドオン決済を利用するので面倒な入力などは必要ない。手軽な使い勝手は多くの人に受け入れられそうな印象だ。

 注目すべき点はもう一つ。開発を話題のTitanium Mobileで行っている点。開発を担当しているアンフォーマの林田耕治氏は「titanium mobile で構築しております。おかげで開発期間も一週間ほどですみました」と話す。

【参考URL】
●instega.me
http://instega.me/

蛇足:僕はこう思ったッス

ライトに開発した、小気味の良いアプリ。僕は好きです。Titaniumで開発する利点を最大限に活用している点でも注目したい。
著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 コードも書けるジャーナリスト。イベントオーガナイザー・DJ・作詞家。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、アパート起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。フリーで関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。“IT業界なら地方で成功すべき”という信念で宇都宮市から子育てしながら全国・世界で活動中。 / ソーシャルアプリ部主宰。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。
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