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GREE世界最大級プラットフォーム、戦略の要は“スマートフォン”【増田(@maskin)真樹】#ivs


[読了時間:2分]


 グリー代表取締役社長 田中 良和氏は5月26日、5月26日に札幌で開催されているInfinity Venture Summit 2011 Springの壇上で、GREEの世界最大級の8億ユーザーを目ざすグローバル展開においてスマートフォンへの対応が鍵となると説明した。





 グリーは2011年4月22日、7500万ユーザーを誇る「OpenFeint」を買収したことにより1億ユーザを達成。中国大手SNSTencent、東南アジアなど新興国で約4700万ユーザーを持つmig33等とのプラットフォーム提携により、日本国内2500万ユーザーを合算し、ユーザー数約8億という世界最大級のソーシャルメディアプラットフォームを目ざすということを表明していた。

 田中社長は「スマホ向けアプリの売上が全体の1割というビジネスもあり、国内外で市場が急速に成長している。この目標を達成するにはスマートフォンにフォーカスした展開は欠かせない」と話し、すでに、グローバル展開に向けプラットーム事業、ソーシャルゲーム、モバイル、全てのビジネスモデルを垂直統合している点が強みになると説明した。

【関連URL】
・グリー、全世界で7,500万ユーザーが利用するOpenFeint社を完全子会社化
http://gree.co.jp/news/press/2011/0422_02.html

蛇足:僕はこう思ったッス

国内でも出荷シェアではガラケー(フィーチャーフォン)を超えつつあるスマートフォンにフォーカスするという話は納得のいく発想、というかあたり前か。会場でもつっこまれていたが、田中社長は数年前はそんなこと一言もいってなかったように思えるが「集中と選択の考えで日本市場で収益を上げることでできたこと」と本人は冷静。ゲームを含めたSNSビジネスの垂直統合が功を奏するか、とても興味深い。

著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 コードも書けるジャーナリスト。イベントオーガナイザー・DJ・作詞家。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、アパート起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。フリーで関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。“IT業界なら地方で成功すべき”という信念で宇都宮市から子育てしながら全国・世界で活動中。 / ソーシャルアプリ部主宰。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。
メール maskin(at)metamix.com | 書籍情報・詳しいプロフィールはこちら


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