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世界に出ようぜ!でもまずは視察からというのもアリ【湯川】

[読了時間:2分]
 TechWaveのミッションステートメントを今、考えているんだけど、幾つか考えていて、その1つになりそうなのが「日本のスタートアップの世界デビュー支援」というもの。

 なぜ世界デビューなのかというと、1つにはiPhoneのiOSやAndroidのような世界共通プラットフォームが登場して世界デビューがしやすくなったから。もう1つは、最近の日本の状況を見ていると古い体質、体制にがんじがらめになっている日本の現状って相当にやばいと思うから。日本を変えるためにも、まずは世界に貢献したあとに、ウミガメが産卵のために戻るように日本に貢献するのがいいんじゃないかと思うわけです。(関連記事:「若者よ、アジアのウミガメとなれ」【加藤順彦ポール】

 米シリコンバレーで開催された位置情報系イベントのwhere2.0に果敢に挑戦したGeoHexの笹田忠靖さんのことを以前記事にしたけど、その笹田さんが第7回ジオメディアサミットで話したところによると、Where2.0に登壇してからシリコンバレーの業界の有名人と知り合えたり、オライリー社から協力の依頼がきたりするようになったという。「情報は、情報を出した人のところに集まる」というのは間違いのない事実だ。

 その辺のことを笹田さんがサクっと話しているのが下の動画(5分ほどです)。



 さて、ということで世界に出ることでチャンスが次々とやってくることは間違いないので、TechWaveとしては世界へ出ようという人たちを積極的に支援しようと考えています。TechWave副編集長の増田さんが主催するTechWaveソーシャルアプリ部では、来年春に米テキサス州で開催されるベンチャー企業の登竜門SXSW(サウス・バイ・サウス・ウエスト)へ多くのベンチャー企業を連れていこうという大規模プロジェクトを計画中だし、もう一人の副編集長のオカッパ本田は、世界へ進出しようという人たちの英語力底上げ支援のための半年間集中プログラムを現在、準備中です。

 で、わたくし湯川は何をするのかというと、まずは世界の現状を見にいくツアーを計画中です。9/12~9/14に開催される米TechCrunchが主催するTechCrunch Disruptというイベントがあるんですが、それにツアーを組んで乗り込もうというわけです。

 好評をいただいた第1回のTechWaveと行く海外ツアーの際に、FacebookやGoogleといった大手IT企業を視察して痛感したことは、時代の先を読むためにはこうした大手のことを調べるより、ベンチャー企業の動きを追ったほうがいい、ということ。そこで次回のツアーではシリコンバレーのスタートアップに焦点を当てることにしました。

 米国のカンファレンスって10万円とか20万円のチケットがざらだし、渡航費も宿泊費もバカにならないんだけど、やはり現地に出向くことでしか得られない情報もあるし、その熱気を感じることは非常に刺激になる。人脈作りも現地に行かないと難しい。なのでできるだけ多くの人に参加してもらいたいと思い、個人で参加したいという人のための格安パッケージ(格安チケット、格安ホテル、早期申込制度利用)なども用意しようと考えています。今週中にもお知らせエントリーをアップしますので、ご期待ください。

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