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米ブログメディアのNew World Notes(NWN)は、実名を記載しなければGoogleプロフィールのアカウントが停止になる恐れがあると報じている。
NWNの読者が3次元空間のセカンドライフのアバター名をGoogleプロフィールに記載したところ、Google+のアカウントが停止されたという。
この読者に代わってNWNがGoogle広報に連絡したところ、同社広報によると、アカウント停止処分を受けたユーザーは実名を記載したことでアカウントが復帰済みという。
Google広報によると、Googleプロフィールは実社会でリアルな人々を探し、つながることを目的としたウェブ上のパブリックなページとしてデザインされている。「一般的に使われている名前」を記載しないと、その目的を達成できないという。
「一般的に使われている名前」ということは本名のほかに芸能人の芸名や、実社会での通称なども認めれるものとみられる。一方で、ネット上の通称や偽名など、実社会で通用しないような名前を記載するとアカウント停止になる可能性がありそうだ。
ネット上でのみ通用する名前を記載したい場合は、Googleプロフィールの「名前」とは別に「別の名前」という欄があり、そこに記載できるとしている。
【関連記事】実名じゃないとFacebookアカウントが突然停止に : TechWave
実名化するウェブ Googleが限定公開プロフィール削除へ【湯川】 : TechWave
昨日、テレビのニュース番組でFacebook特集をやっていたので見ていたら、アナウンサーが「Facebookは実名なので、安心、安全なのです」と話していた。
ちょっと前まで「ネット上での実名は危険」というのが一般的な認識だったのに、意外と短期間に社会の認識って変わるものだなと思う。
確かに、最近の若い人やネットを始めたばかりの人は、実名になんら抵抗感がないように見える。写真も自分の顔写真を表示している人が圧倒的に増えてきた。そしてネットユーザーといってもそうした人たちの割合のほうが多くなってきたのだと思う。
1年前に大学生だった水谷翔さんが「ソーシャルとは『リアルな友人との関わり合い』のこと」と定義し猛反発を受けたが、水谷さんの主張通りの世の中に時代は変わりつつあるのだと思う。【関連記事】蔓延する誤った「ソーシャルメディア」の定義【水谷翔】 : TechWave