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米Facebookは、サードパーティの開発者向けのカンファレンス「F8」を9月22日にサンフランシスコで開催すると発表、日本時間の8月26日午前1時からチケットの販売を始めた。関係者によると、F８は年１回の開催が決まっているわけではなく「大きな新戦略が決まったときだけ開催する」タイプのイベント。モバイル分野でAppleやGoogleの影響力を低下させる「プロジェクト・スパルタン」と呼ばれるFacebookの開発計画が秋にもスタートするとみられていることから、今年のF8は同プロジェクトにフォーカスしたカンファレンスになる可能性がありそうだ。（関連記事：Appleを脅かすFacebookの「プロジェクト・スパルタン」とは【湯川】 : TechWave）
午前１時10分現在、まだチケットの申込を受け付けているようだが、昨年のF8では発表とほぼ同時にチケットが完売。今年も、早い時点での完売が見込まれている。チケット購入はこちらから。
昨年４月のF8でFacebookは、ソーシャルプラグイン、オープングラフ・プロトコルなどを発表、Facebookの人間関係データを世界のウェブのインフラにする計画を明らかにした。この発表を受けて、多くの業界関係者がGoogleの時代からFacebookの時代への移行を確信したといわれている。（関連記事：「検索」から「つながり」のウェブへ＝Facebook公式ブログが新機能を解説【湯川】 : TechWave、Facebookが開くポストGoogle時代【まとめ記事】 : TechWave）
今年のテーマとなるとみられる「プロジェクト・スパルタン」は、次世代ウェブ記述言語のHTML５を使って開発されたサードパーティのゲームやアプリを利用できるプラットフォームを、Facebookのモバイルサイト上に設けるという計画。HTML5で開発されたアプリやゲームは、ほとんどすべてのスマートフォンやタブレットの機種での利用が可能で、結果としてAppleのAppStoreやGoogleのGoogleマーケットなどの影響力を低下させる可能性があることが指摘されている。（関連記事：日本のソーシャルゲームに追い風、日本はスマホソーシャルゲーム市場で世界を獲れる！【gumi国光宏尚】 : TechWave、ソーシャルの次の時代、「フリーミアム」が終わり「コンテンツがキング」になる【湯川】 : TechWave）
【追記】２６日早朝で既に売り切れていたるという報告を受けました。