「ぴーこん夏の旅2011 阿波おどりツアー」報告記【森中亮】

okappan

13年前

［読了時間：2分］

アプリのキャラクターが現実世界に飛び出し西日本を行脚したプロモーションの報告。ファンとの交流、新しいユーザーとの出会いは出来たのでしょうか？（本田）参考：出発前の記事

森中亮
（@douganalytics）

　アプリの新しいプロモーションのカタチを模索すべく敢行した「ぴーこん夏の旅2011 阿波おどりツアー」。出発地点の東京から最西端の愛媛県まで25都府県、総移動距離3千kmを超える過酷な8日間の旅を終えて無事帰還しました。今回はその旅の報告をしたいと思います。

　とにかく盛りだくさんの旅でしたので、語りたいことは山ほどあるのですが、特筆すべき点だけ取り上げてコンパクトにまとめたいと思います。

阿波おどりの最高の舞台での露出

　メディアに取り上げられる！という目標は残念ながら達成できませんでしたが、今回、6つある阿波踊りの演舞場の中でも特に華やかな「藍場浜演舞場」を含め、大きな演舞場で踊ることができました。

ぴーこん、東大連と藍場浜演舞場で阿波おどり

　POPCORNのことを全く知らない多くの人に見てもらい、「ぴーこん！ぴーこん！」と声をかけてもらえるほど人気者になりました。

　こちらは同じ東大連に参加していた千原せいじさんとぴーこんとのツーショットです！

ゆるキャラの大御所ひこにゃんとの対面

　ツアーの中心は阿波踊りですが、その他のエリアでも様々な仕掛けをしてきました。その中でも重要なテーマのひとつであった、ひこにゃんとの対面も無事クリアしました。ひこにゃんは人気者で警備も厳しくツーショットとはいきませんでしたが、ぴーこんが将来メジャーになった時にはお宝になるであろう映像が撮れました。

ぴーこん、ひこにゃんとごあいさつ

　その他にも各地の名所で撮影を敢行し、ツアー中に公開した動画の数は20を超えます。「太陽の塔とぴーこん」「うだつの上がるモノマネをするぴーこん」「芸妓さんとお戯れぴーこん」など傑作動画も多数ありますので、キャラ好きの人はYouTubeチャンネルでお楽しみください。
http://www.youtube.com/user/pcornMW

ユーザーに感動を与えるコンテンツ提供

　今回のツアーで特筆すべきは、MosoというMac用のアプリを使い、動画撮影して現場で即アップロードという運用を行った点です。今まさにいるその場所でリアルタイムに公開される動画は、ユーザーに新鮮な驚きと楽しみを与えていました。

　それがよくわかるユーザーからのメッセージを一通紹介します。

　かなり弾丸ツアーじゃないですか？
　今、WEB上ならどこでも行き放題で、行ってなくても仮想で旅出来ちゃうこの世の中、きちんとつぶやき宣言通りに移動して、実写で証明しているのが、マジびっくりです！(◎_◎;)
　私はまだ夏休み取っていないけど、寝る前にゆっくり動画を眺めて癒されてから眠りについてます（笑）
　あの、動画内のアニメーションと、コミカルな音、最後のバイバイのクレジット、絶妙にカワイイです！ホント、編集さんいつ休んでるの！？ってくらい感心すらしてます♪
　企画から、ロケまで本当に大変かと思いますが、ERI☆さんはじめ、スタッフの皆さま、くれぐれもご体調だけは気をつけつつ、旅して下さいね♡引き続き楽しみにしています♪(⌒▽⌒)

　これがユーザーの生の声なんです。とかくIT業界は合理主義で手間を嫌いがちですが、ユーザーのハートを掴むには手間を厭ってばかりではいけないと再認識しました。

思いがけず火がついたグッズ

スタッフTシャツをバックにチビぴーこんとグルメ撮影

　iPhoneケースなど既にプレゼントとして配布しているグッズだけでなく、今回のツアーに向けて準備したスタッフ用のTシャツまで、販売予定がないか問い合わせをいただきました。

　将来的にはグッズ販売も念頭に置いていましたが、まさかこんなに早いタイミングで検討することになるとは。せっかくの機会ですので、グッズ展開について具体的に考えていくことになりました。

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　ツアーの報告はここまでですが、最後に少しだけ今後の展開（BtoBサービス）にも触れさせてください。読者の方にも役に立つ情報になると思います。

今後の展開

　今回のツアーではわかり易さを重視して、ぴーこんのキャラクター性を全面に押し出したプロモーションを行いました。しかし、本来POPCORNは質問を自動生成するエンジンを持つインタレストグラフサービスであり、ぴーこんは分析データを元にレコメンデーションを行うキャラクターです。

　この独自システムとキャラクターの特徴を活かしてPOPCORNではBtoBサービスも展開していきます。

マーケティングツールとしての展開
「リサーチ」「プロモーション」「コミュニケーション」というソーシャル時代に必要な3要素をおさえたコンタクトポイントメディアとして提供していきます。
CRMツールとしての展開
スマートフォンで企業と顧客をつなぐ、ソーシャルコミュニケーションツールとしてPOPCORNの各機能をASPで提供していきます。キャラクターぴーこんもライセンス提供していきます。

　詳しく知りたい方はそれぞれの画像をクリックし、PDFをご覧ください。

　最後に紹介した営業関係のことだけでなく、ツアーのことやぴーこんのことなど、もし何か聞きたいことがあればメールやTwitter、Facebookなどで遠慮無くご連絡ください。

著者プロフィール：森中亮（もりなかりょう）

株式会社エムワープチーフマーケティングプランナー。キャラクター「ぴーこん」のプロデューサーという位置づけでPOPCORNの各種プロモーション活動を行う。
http://facebook.com/ryomorinaka

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