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ソーシャルプリクラ「Snapeee」の次の一手、GREE 連携で海外を 視野に 11月にはついにAndroid版 【増田(@maskin)真樹】


[読了時間:2分]

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 2011年5月にリリースし、たった2か月で世界50万ダウンロードを達成し、⾹港・台湾・シンガポール・タイなどのアジア主要国においてAppStoreの「写真・無料カテゴリ」ラン
キング第1位を達成したマインドパレットのiPhoneアプリ・ソーシャルプリクラ「Snapeee」。KDDIが9月26日に行なった携帯電話秋冬モデル発表会では、田中社長自ら「写真をもっと快適に楽しめることを狙い、Snapeeeなどをプリセットしていく」と名言するなど、スマートフォン向け写真アプリの定番としての認知は不動のものとなったといっても過言ではない状況になっている。

 さらに9月30日、GREEアカウントとの連携機能を搭載した新バージョンの公開を開始。写真の共有先をコントロールするグループ機能を追加しカメラもアップグレードした。待望のAndroid版は11月の予定、デコ素材の販売などの準備も着々を進んでいる。



 SNS連携のログイン認証機能は、これまでこれまでFacebook、Twitter、mixiに対応。ここでGREEにも対応する。このSNS連携は、ログイン利便性だけでなく、複数のソーシャルメディアにSnappeeeの写真を共有できるようにすることで、より広く拡散させられるようにすることが狙いとなっており、今後も力を入れることでユーザーの利便性を向上したい考え。特に今回、「海外展開に注力しているGREEとの関係性を深めることで「同じ海外展開にフォーカスしているSnapeeeも同調してい勢いを付けていきたい」(マインドパレット・佐藤氏)とのことだ。

 マインドパレットでは今回の新機能をはじめとし、デコ素材の販売によるマネタイズを進めるている。そして2011年11月には待望のAndroid 版のリリースも予定している。

【関連URL】
●Snapeee
http://snape.ee/ja/
●ソーシャルアプリ、Webコンテンツの企画・開発|株式会社マインドパレット
http://mindpl.co.jp/

蛇足:僕はこう思ったッス
モバイル全体におけるスマートフォン化の流れの中で、非常にうまく波に乗っていきそうな予感。リリース時にはまだ見えにくかった世界へ展開が、大股で闊歩するようにグイグイ見えてきているのではないかという印象。日本発、世界へというスタートモデルの象徴的企業なるか。勢いを付けているGREEやKDDIなどとの調和も吉とでるか注目したい。
著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。フリーで関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。“IT業界なら地方で成功すべき”という信念で宇都宮市から子育てしながら全国・世界で活動中。emacs使い。イベントオーガナイザー・DJ・作詞家。 / ソーシャルアプリ部主宰。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。
メール maskin(at)metamix.com | 書籍情報・詳しいプロフィールはこちら


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