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Google検索の「グラフ計算」がすごい 【増田(@maskin)真樹】


[読了時間:2分]

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 Googleの検索機能には、路線経路を算出したり、宅配便の荷物を追跡する、電卓代わりに計算するなど特殊な検索機能があるのはご存知だと思うが、今後は方程式を検索窓に入力するとグラフで表わしてくれるようになったようだ。

 例えば「y=x^2 (xの二乗)」と入力すれば上のスナップショットのように検索結果にグラフが自動で表示される。

sin(x)+1/2 sin(2x)+1/3 sin(3x)





 Google Chart Toolsの存在もあったし、Googleの名を冠(googolは10の10乗)しているだけに、中途半端な機能を提供することはないだろうなと、色々と試してみるが、数学弱者の筆者がググれる範囲で数式を入力するとほぼ間違いなくそのグラフが表示された。

 上の見出しの数式は、Googleのグラフ計算機能を話題にしている米コミュニティが試しに入力したもの。結果は以下の通りで見事にグラフ描画されている。

 現在のところ二次元の描画のみに対応しているが、いずれ多次元の表示も可能になると期待。何よりプラグラインなしでここまでできるようになっていることがすごい。
【関連URL】
・Google Chart Tools
http://code.google.com/apis/chart/

蛇足:僕はこう思ったッス
「2*tan(x) / (1 – tan(x))」こんなものも忠実に再現。グラフの表示具合もチューニングできる。多次元の描画の実現も時間の問題か。
著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。codeが書けるジャーナリスト。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。フリーで関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNSの設計やディレクション、アドバイザーとして関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。“IT業界なら場所に依存せず成功すべき”という信念で宇都宮市から子育てしながら全国・世界で活動中。スタートアップ支援に注力。自らもプロジェクト立ち上げ中。イベントオーガナイザー・DJ。 大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。イベントコラボ・講演・執筆 お仕事下さい m(_ _)m 。
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