夢のような空間・・「アプリ博2012」は平日にもかかわらず1000人が来場&大盛況 【増田(@maskin)真樹】

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Editor In Chief at TechWave.jp

1990年代初頭から記者としてまた起業家としてITスタートアップ業界のハードウェアからソフトウェアの事業創出に関わる。シリコンバレーやEU等でのスタートアップを経験。日本ではネットエイジ等に所属、大手企業の新規事業創出に協力。ブログやSNS、LINEなどの誕生から普及成長までを最前線で見てきた生き字引として注目される。通信キャリアのニュースポータルの創業デスクとして数億PV事業に。世界最大IT系メディア（スペイン）の元日本編集長、World Innovation Lab(WiL)などを経て、現在、スタートアップ支援側の取り組みに注力中。

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[読了時間:1分]

　去る2月15日(水曜日)、ワタクシTechWaveの@maskinこと増田真樹プロデュースによるイベント「アプリ博」が東京・渋谷のセルリアンタワー11Fで開催されました。GMOインターネットさんの受付ミーティングスペースおよび社食「GMO Yours」など1フロアを丸々ご提供頂き、運営面でも全面的にバックアップしていただき、総勢45アプリが展示。13時30分の開場から21時の閉場までで、のべ約1000人が来場。日本国内、遠くは北海道からのお客さまをはじめ、サンフランシスコからMemolaneのCEO Eric Lagierさんも来場し「この来日で最もエキサイティングな場だったよ」とコメントして頂くなど活況でした。

　イベントそのものは前日まで「アプリ博」のコンセプトくらいしか公開せず、しかも開催は平日昼間からという異例づくめ。にもかかわらず、開場直後からフロアは満員となり、来場者から「来客としてめちゃくちゃ楽しませて頂きました」といった声が多数寄せられ、さらには出展者からも「開場から怒涛の来場で閉会までほぼ口を閉じてる時間がありませんでした。参加したメンバー全員で喉が枯れるまでアプリの説明ができる超幸せな空間を与えて頂き、本当にありがとうございました」「歴史に名を刻む」「夢のような時間でした」「伝説作りましたね」といったメッセージを読み切れないほど頂戴し、プロデューサー冥利に尽きる一日となりました。心から御礼申しあげます。

みんなで作った夢の空間

　45アプリは、ブースを持ってもらうわけですが、それぞれに用意するのはミーティング用テーブルおよび社食のテーブルと椅子のみ。各社はそれぞれの発想で演出し、流れくる来場者にピッチしまくるという雰囲気です。中には当日、その場限りのイベントを実施するなど力を入れて盛り上げる企業もありました。

　会場は2フロア+大会議室構成で、大会議室では新作発表会も開催しました。なんと45アプリのうち過半数が新作。こちらは恒例の発表会イベント「DebutDay」の出張版として開催、3時間近くにわたり発表トークラッシュが続きました。その後は、大阪からかけつけてくれたマインドフリーさん「まじかるビンゴ COCORO」によるnode.js&スマホビンゴ大会。

セルリアンタワー GMOインターネットさんに向かって敬礼

　今回のイベントのメインスポンサーとなって頂いた熊谷正寿氏率いるGMOインターネットさん(熊谷社長のブログ)
。会場はGMOインターネットさんの受付からミーティングフロアすべてをご提供いただくもの。社食も利用するわけで、社員や関係者のみなさんにも多大な影響があったわけですが、にもかかわらず資料の準備や運営全般にリソースを提供していただきました。

　フロア各所にはアプリ博の案内が設置され、コーヒーやアルコール、フードも提供されるなど、来場者に対するホスピタリティは十分過ぎるほどといってもいいと思います。その証拠に、多くの人からGMOインターネットさんに対する感謝の声が上がってきています。もちろん、プロデュースをした筆者自身も胸が熱くなる思い。たかが一個人の企画に対しここまで支援してくださったみなさんの気持ちを、これからの活動にしっかり反映させていただこうと思います。

渋谷の街がアプリ色に

　このバッグはスポンサーとして参加していただいたECスタジオの「チャットワーク」のもの。ここに資料などを入れ来場者全員に配布したのですが、渋谷駅至近の会場だけに、一時期は駅前にチャットワークバッグを持った人がかなり目についたようです。(追記) 当日は当会場とSocial Media Weekを行き来する人が多い印象でしたが、どうやらSMW会場でもチャットワークバッグが目についたようです。

　また、このイベントにあわせ周辺店舗のいくつかで「アプリ博割り」を実験的に展開。すくなからず反応があったようで、渋谷の街がアプリ色に薄らそまったのかもしれません。

　以上これが主催者側から見たアプリ博のご報告です。今後、詳細レポートをアイム・ファクトリーさんから寄稿していただく予定です。ワタクシから「アプリ博のつくり方」という運営レポートも公開を予定しています。また、多くのブログ記事が公開されるでしょうから、随時NAVERまとめに追加していこうと思います。

　最後になりますが、このイベントに力を貸して頂いた全ての方に、心から感謝します。この日のことを、ずっと胸に、みんなで一緒にこの業界を盛り上げていければと思います。

【関連URL】
・アプリ博2012レポートまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2132979381483764801
・大盛況のアプリ博で見つけたおもしろアプリ「U-NOTE」#apphaku【湯川】
http://techwave.jp/archives/51730103.html
・未発表アプリ目白押し!!→「アプリ博」出展アプリ全リスト&会場マップ 公開
http://techwave.jp/archives/51729910.html
・日本IT業界の進歩と調和~「アプリ博2012」に行こう!
http://techwave.jp/archives/51728969.html

蛇足：僕はこう思ったッス
SocialMediaWeekと連携することで、SMWを盛り上げつつ共鳴する形でがんばろうと思ったのですが「SMWの中ではダントツの人気と内容」とご講評いただけたのは何よりのはげましになります。このタイプのイベントはやる側も初めてのことで(当然参加されたみなさんもそうだと思います)課題は一杯ありますが、この世界観を実業の世界に反映させるのがこれからのミッションです。どうか引き続き、みなさんの力を貸していただければと思います。