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今いる場所の正確な日時を表示する「Time.is」は世界時計として最高に便利かもしれない【増田(@maskin)真樹】


[読了時間:1分]

 これだけ世界に関心が向けられる時代であっても「あれ、ニューヨークで発表される新製品の発表って、日本だと何日の何時?」という話題は尽きない。海外旅行をしていても「今、ここって何日の何時?」という人もいるだろう。そんな人に最適なのが「Time.is」だ。サービスは実にシンプル、今いる場所と連動して世界約700万箇所の正確な時間を伝えるというもの。自分で使っている端末の時間がずれていれば、丁寧に「○分○秒遅れています」と知らせてくれたりもする。もちろんモバイル端末にも最適化されている。カレンダーにも対応しているので、iPhone/iPadなどで時間を表示して置くのもいいだろう。

カレンダーや地域情報、時差計算も便利




 表示できるのは約700万地点。GPS機能で自動で地域を調べて正確な時間を表示してくれる。また、その地域の日の出、日の入りの時間やカレンダー(祝祭日)、緯度軽度。国レベルでは人口、面積、通貨、トップレベルドメイン、国際電話番号も表示してくれる。

 便利なのは2拠点との時差を詳しく表示してくれる機能。単に2拠点の時計を表示するのではなく、時間の推移から時差を正確に把握できるようになっている。

 もう一つこのサービスのコンセプトでもある「今いる場所の正確な時間を表示する」については、原子時計の時刻を配信するサーバーを使用。コンパクトなサイトで極力短い時間で配信できるようなサービスを追求しているという。

【関連URL】
・Time.is – exact time, any time zone
http://time.is/

蛇足:僕はこう思ったッス
日本人の悪いくせ「そんなの、○○を使えばできるじゃん」的発想と対峙するであろうサービス。サービスの真髄は、できるかできないかではなく、どんなスタイルで快適にリーチ&使えるかが大切なのだ。Time.isは、シンプルだけとチャレンジングなサービスだと思う。
スマホにせよPCにせよ “時間を自動調整する機能” があるが、特にモバイルの場合、定期的にネットワークに接続するためバッテリー消費の一因となってしまう問題もあるためOFFにしている人もいるだろうから、ライフスタイルにうまくはまれば良いサービス。

著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 DJ、emacs使い。大手携帯キャリア公式ニュースサイト編集デスク。TechWaveでは各種イベント、創出支援、スタートアップ支援に注力。メール等お待ちしております!
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