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「金環アプリ2012」ARで出現場所を確認するアプリ 【増田 @maskin】


[読了時間: 1分]

 5月21日朝、日本では25年ぶりとなる金環日食が全国各地で発生する。

 自然科学研究機構によれば、金環日食とは「太陽の手前を月が横切るために、太陽の一部または全部が月によって隠される現象」で、リング状に見えることから金環(金のリング)と呼ばれている。

 日本では1987年9月23日の沖縄本島以来で、九州地方南部、四国地方南部、近畿地方南部、中部地方南部、関東地方など広範囲で確認できる。

 金環日食の観測には専用のメガネを使用したり、カメラには減光レンズを到着するなどツール系情報は色々あるが、そもそも “どっちに見えるの?”・ “この場所で観測できるの?” という疑問を解消するのは難しい状況。

 そこでオススメなのが「金環日食2012」というiOSアプリ。AR(拡張現実)技術を使い、iPhoneカメラの映像でどの辺に太陽がくるかを表示してくれるので、何の知識もなく金環日食が見える位置を確認できる。

当日がっかりしないために




 アプリには、食の始まり時間や、進行状況などを詳しく確認する昨日もあり、日食の観察を存分に楽しむことができるようになっている。自然観測にありがちな「場所違い」「タイミング違い」を外さないための必須アプリと言ってもいいだろう。

【関連URL】
・App Stpre | 金環アプリ2012
http://itunes.apple.com/jp/app/jin-huanapuri2012/id519989276?mt=8
・2012年5月21日 金環日食 l 自然科学研究機構 国立天文台
http://naojcamp.mtk.nao.ac.jp/phenomena/20120521/

蛇足:僕はこう思ったッス
シンプルな支援ツールだが、ARの利点を良い形で活用したアプリだと思った。次は2030年の北海道になってしまうとのことで、天気が気になるがこの機会を逃さないように活用したいっす。
ところでこのアプリは無料。「iステラ」など有名天文アプリを展開するアストロアーツのフリーミアムPR的位置付けとは思うのだが、ここまで便利だとお金払いたいとか感じる僕は変でしょうか?

著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。大手携帯キャリア公式ニュースサイト編集デスク。TechWaveでは創出支援に注力。
メール maskin(at)metamix.com | 書籍情報・Twitter @maskincoffee-meeting 詳しいプロフィールはこちら


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