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女性5人のスタートアップ「Quintech」が “男性禁止” キックオフイベント 【増田 @maskin】


[読了時間: 2分]

 「一人じゃできないないことも、誰かとなら一緒にできる」。

 企画から経営、開発とさまざまな職種で働く5人の女性が結成したユニット「Quintch」が6月27日、キックオフイベント「ゆるふわだけど素顔はガチなファイター系Tech女子コミュニティ」を開催した。

 IT業界に勤める彼女たちはソーシャルメディア等を活用して常につながり、時には一緒にお泊まり会を開催するなどして親睦を深め、いつしか互いの夢を語りあい、遂には写真アプリ「Roll」(現在公開準備中)を開発した。

 本日のイベントはそのアプリ「Roll」の発表の場であり、女性同士でITx夢に向かって邁進する仲間を集めるコミュニティ「ゆるふわファイターTech女子コミュニティ」への呼び掛けの場として企画され、70名近いの女性が会場に詰めかけた。

奇跡のIT五重奏 「Quintech」




 「Quintech」のメンバーは、岡村祐子さん、辰巳ゆかりさん、田中里実さん、花堂博美さん、柳田亜沙美さんで、サービス企画、プログラミング、コミュニティ運営、PR、マネタイズなど絶妙なバランスで役割分担が成された5人組。Quintechは、Quintet(五重奏)とTech(技術)から考えた。

 「ゆるふわファイターTech女子コミュニティ」は女子コミュニティで、

普段はほぼほぼゆるふわ~っとしているのだけど、
自分のやりたいことに対してはガチでブッ込んできます!(`・ω・´)ゞキリ
という女子たちが増えてるなと思うのです。特にIT業界で。
そんな女子たちを集まることで、それぞれがやりたいことを実現できる。
そういう場所を作れたらなと思っています。

 という考えで運営され、早速このイベントから募集を開始していた。

 イベントは、TechWaveスタッフライター 三橋ゆかりさんの進行で、パネルディスカッションなども展開。ゲストによるライトニングトーク(LT)等もあり、“女子目線のIT” 全開の内容だった。

 イベントの締めは発表した写真アプリ「Roll」にちなんでロールケーキとスパークリングワインがふるまわれ大盛況のうち終了した。

蛇足:僕はこう思ったッス
ふりかえればTechWaveでの僕の活動の中で彼女たちが出会い、次第に一緒にイベントをやるようになり、そして5人としてチームの結束が強まっていったので、微妙に照れるというか、とっても感慨深い。とても素敵な5人によるスタートアップは、このイベントで大きな共感を得たようだ。これからグイグイ成長していってもらいたいし、心から応援したい。
著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。TechWaveでは創出支援に注力。エレベーターピッチ絶賛受け付け中! (まずはAirTimeでどうぞ!)
メール maskin(at)metamix.com | 書籍情報・Twitter @maskincoffee-meeting | facebook 詳しいプロフィールはこちら


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