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デジタルギフトカードには無料・有料とあり、お祝いのメッセージも一緒に送信出来る。受取側のFacebookのタイムライン、もしくはメッセージに「プレゼント送付情報」が送られ、前者の場合、ニュースフィードを通じてギフトが贈られたことを知った共通の友達が、ギフトカードの金額を加算して、額面を増やすグループギフト機能の仕組みもある。
ローンチ時には15の提携ブランドが名を連ねた。その中には、
TSUTAYAオンラインショッピング、
kitson、チケットぴあなどの有名ブランドを始め、メインターゲットであるる20−30代女性向けのアパレル・ファッションブランドが多く加わっている。
サービスは、PC、スマートフォンアプリ(iOS、Android)で使えるが、店舗でギフトを使う時には、スマホでの利用が必要になる。
アプリのダウンロードなどは、Bappy!(http://bappy.jp/)から。
ローンチ時に有名ブランドを集めて来られたように、同社の最大の強みは営業力。創業メンバーには、リクルート、グルーポン・ジャパン、アジャイルメディア・ネットワークなどで営業経験を積んだ部隊がいる。
50%OFFが前提のようになっているGroupon的ビジネスは、ブランドにとってはマイナスイメージを持っているところも多いと聞く。Bappy!のデジタルギフトカードは提携ブランド側から見ると、完全な成果報酬型であり、Grouponを扱いにくかったブランドにも扱いやすいだろう。
個人的には、Facebookの友人が1000人を超え、毎日のように誰かの誕生日がやって来る。すべての人に気の利いたお祝いを言えないし、昨年の自分の誕生日は、お祝いメッセージの返答がし切れなくなることを予測して、数カ月前から誕生日を非表示にしていたくらいだ。これは極端だとしても、Facebookと誕生日の組み合わせは、人を動かす大きな力になることは間違いない。
写真家、広義の編集者。TechWave副編集長
その髪型から「オカッパ」と呼ばれています。
技術やビジネスよりも人に興味があります。サービスやプロダクトを作った人は、その動機や思いを聞かせて下さい。取材時は結構しっかりと写真を撮ります。
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iiyamaman[at]gmail.com