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仕組みは、「えらぶ、つくる、おくる」の3ステップと、非常に簡単。
カタログはお仕着せのものでなく、オンライン上の商品を使って自分オリジナルのカタログが作れることが特徴。商品データは、現在はamazonの約500万アイテムとgiftkitchenオリジナルのものから成る。贈り主にとっては、セレクションの妙味で自分の趣味も反映させつつ、相手のことも考えながらカタログを作るという楽しさがあり、受け取る側もカタログの中から選べるため、「残念なプレゼント」を受け取る率が下がるという利点もある。
誕生日プレゼントを契機にしたソーシャルギフトサービスのローンチが、ここ数カ月間盛んだ。このジャンルで先鞭をつけていたmixiは、2012年9月18日、mixiバースデーの有料ギフト販売をスタート。「住所を聞かなくても友人にもプレゼントが贈れるソーシャルギフトサービス mixiバースデー「お届け便」有料ギフト販売開始」
8月下旬には、「Facebookの知り合いみんなでサプライズをプレゼントする」をコンセプトにした「サプレ」を一休がリリース。
また、TechWaveでは以前bappy!を取り上げている。「「誕生日をよりハッピーに」ソーシャルギフトサービス「Bappy!」【本田】」
giftkitchenはその中で、商品DBやロジスティクスはamazonを(メインに)使いつつ、「カタログ」つまりamazonのウィッシュリストの逆の意味合いのものを作ることで、合理的に外部リソースを活用しながら、プレゼントを送る楽しさを演出出来ている。mixiバースデー、つまりmixiの持つソーシャルグラフは人によっては未だ強力だが、giftkitchenはmixiを含めそれ以外のソーシャルメディアにも対応しており、その部分での広がりが期待出来そう。
ソーシャルメディアが物販やソーシャル広告と呼ばれる領域で人を動かしうる可能性については、湯川さんのこちらの記事を読んで欲しい。「ソーシャル広告世界最先端 mixi Xmas、NikeiDを成功させたバスキュールが見る未来の広告とは【湯川】」
写真家、広義の編集者。TechWave副編集長
その髪型から「オカッパ」と呼ばれています。
技術やビジネスよりも人に興味があります。サービスやプロダクトを作った人は、その動機や思いを聞かせて下さい。取材時は結構しっかりと写真を撮ります。
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