アプリのマーケティング支援を展開するアドイノベーションは本日2017年7月18日、イスラエルの「Taptica International Ltd（以下Taptica）」と資本業務提携を締結しグループ会社になると発表しました。Taptica社は、アドイノベーションの発行株式の過半数57%を取得します。
Taptica社は広告主や広告代理店向けのモバイルアプリ向け収益化事業をグローバルで展開。イスラエルに本社を置き、サンフランシスコ、ニューヨーク、ボストン、北京、ソウルにオフィスを構え、ロンドン証券取引所（AIM：TAP）で上場しています。今回の提携によりアドイノベーションは海外企業の日本進出及び、日本企業の海外進出をTapticaの海外オフィスと連携することで、グローバル展開を加速するとのことです。
なお、アドイノベーション現取締役の石森博光氏及び竹内純氏、DAC側の役員1名は留任、Tapticaから4名の取締役が就任する予定。既存株主である経営陣及びデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム（以下DAC）は引き続き主要株主として事業を拡大する考えです。
すでに取引で実績
アドイノベーションは2010年創業、モバイル広告効果測定ツール「AdStore Tracking」事業、メディアコンサルティング事業などマーケティング活動全般をサポートすることで拡大。2013年6月にベンチャーキャピタルから1億6000万円の資金調達を実施。2014年1月にDACとの資本業務提携を締結していました。
アドイノベーションとTapticaは2016年からパートナー取引を開始しており、その期間（7期第3Q（2016年9月-11月）から8期第1Q（2017年3月-5月））だけで、売上282.9％、営業利益753.2％の成長率を達成していました。
【関連URL】
・アドイノベーション
http://adinnovation.co.jp/
・Taptica Buys Stake In Japan-Based Adinnovation For USD5.7 Million
http://www.lse.co.uk/AllNews.asp?code=bdzyq5ab&headline=Taptica_Buys_Stake_In_JapanBased_Adinnovation_For_USD57_Million
