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プロフ表示から8秒を過ぎると自動で電話がかかるマッチングアプリ「koely(コエリー)」登場、インターン生が創業

koely

サイバーエージェントの子会社であるCAmotionは2020年2月13日、マッチング領域の新アプリ「koely(コエリー)」の提供を開始しました。現在、iOS版が無償で提供されています。使用は18歳から。

最大の目玉は、お互いが関心を持った相手と3分間IP電話で話せる機能です。完全匿名で、プロフィールページを8秒間閲覧すると自動で電話がかかる仕組みです。

プロフィール表示は8秒間、それを過ぎると電話がかかる

「koely(コエリー)」は、プロフィールページをスワイプして次々切り替えるタイプのマッチングアプリ。本人認証をしてから使用を開始します。

一般的なマッチングアプリと異なり話すことを前提としているため、まず初めに“トークテーマ”を選びます。

気に入った相手のプロフィールが表示されるまでスワイプしていきます。プロフィールを閲覧中、8秒が経過すると自動でIP電話がかかる仕組み。

相手が電話に出る意思があったら3分間だけ通話ができるようになります。もちろん利用者の電話番号が相手に通知されるわけではありません。また、通話時間を延長するオプションも用意されているとのことです。

電話で話したあとマッチングが成立したら、メッセージのやりとりが可能になります。

「koely(コエリー)」を立ち上げたのは2019年度入社の新卒

「koely(コエリー)」の運営会社であるCAmotion、サイバーエージェントの2019年度入社の新卒社員 村岡紗綾 氏によって立ち上げられました。

プロジェクトが始まったのは入社前に実施された選抜制インターンシップ「DRAFT」における新規事業提案での優勝がきっかけとなったとのこと。CAmotionは、提案メンバーにより2018年4月に設立されています。

「koely(コエリー)」はサイバーエージェント、マッチング事業の切り札となるか?

サイバーエージェントの主力事業の一つであるマッチングサービス。多数の「タップル誕生」を筆頭に、「mimi」「クロスミー」」「キュンミー」「トルテ」「aite」といった多数のサービスを展開してきましたが、現在残っているのは「コエリー」を含め「タップル誕生」「クロスミー」の3つだけ。

現在の最有力株である「タップル誕生」を運営するマッチングエージェント社は、コエリーと同じ学生起業をした後で、サイバーエージェント社員として入社し、成長を果たしました。

マッチングエージェント代表取締役社長 合田武広 氏が「久しぶりの期待のアプリです」と絶賛する「koely(コエリー)」。アプリストアではすでに2日目で無料トップ100位を達成済み。このままマッチング領域に旋風を巻き起こすことができるでしょうか?注目されます。

【関連URL】
・[公式] koely(コエリー)

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