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エイベックス・ベンチャーズがVRスタートアップの「cluster.」への出資と業務提携が発表されました。2017年4月に開催したエイベックス・ベンチャーズ主催のプレゼンイベント「avex Enter-Tech Pitch」の出場企業ということです。
エンターテインメントとVRの親和性の高さは誰もが期待するところといえるでしょう。ただ、「cluster.」のサービスはテレプレゼンス、つまり他のユーザーとの同時体験が鍵となっているようです。例えば、VRシューティングゲームのプレイ中、他のユーザーにはこんな風にみえるというわけです。
こうした、第三者が介在するVRコンテンツ消費のおもしろさは、東京ゲームショウなどでも注目を浴びました(東京ゲームショウ2016「VR的まとめ」【@maskin】 #tgs2016)。
これらはソーシャルVRとしてFacebook/Oculusの発表でも注目分やとして取り上げられています。(ザッカーバーグ氏「ソーシャルVR」 を全面プッシュ、米Oculusイベントでデモ 【@maskin】)
イベントやライブを楽しむソーシャルVR
「cluster.」の魅力は、数名レベルのソーシャルVRではありません。ライブ試聴やイベント参加といった数千名規模の共時体験をVR空間で実現しようというところです。
VRほどの没入感があれば、アーティストのライブを同じファン同士で喜び合いながら体験できる、という発想です。
エンターテックアクセラレーターの鈴木貴歩氏は「clusterは、イベントサービスのような気軽さで仮想空間のイベントが作れるのが魅力です。ソーシャルタイムラインや動画のフィード機能もあり、VRでイベントをやるための機能が全て備わっているんです」と期待を寄せています。
今回の資金調達では、「cluster.」を運営するクラスター株式会社は、引受先をエイベックス・ベンチャーズ株式会社、ユナイテッド株式会社、株式会社ディー・エヌ・エー、Skyland Venturesおよび個人投資家として総額約2億円の第三者割当増資を実施しています。あわせてエイベックスと業務提携し、新たなエンタメコンテンツ開発に乗り出す見込みです。
初期の対応機種は、VRデバイス(Oculus Rift CV1/HTC VIVE)とPC(Mac/Windows)で、今後、クラスターはスマートフォンやモバイルVRなどへの対応を進めるということです。
【関連URL】
・「cluster.」正式版サイト
https://cluster.mu/