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「ハンドメイドインジャパンフェス2013」(7月20日〜21日)初日イベントレポート【@otozureproject】


[読了時間: 2分]

全国各地の “HANDMADE IN JAPAN”が東京ビッグサイトに集結する2日間。

 ハンドメイドのソーシャルマーケットを展開するCreemaが7月20日(土)〜21日(日)にかけて「ハンドメイドインジャパンフェス2013」を開催しています。本日は初日のレポートを藤本(fujimon)がお届けします!会場は東京ビッグサイト/入場料当日券1000円。


“HANDMADE IN JAPAN”を体感できる2日間

 日本各地で創作活動に取り組む個人クリエイターが、一同に会する国内最大級のフェスティバルが開催されると聞いて行ってきました!「ハンドメイドジャパンフェス2013」は、オンライン・クリエイターズマーケットの「Creema(クリーマ)」が主催する、日本ならではのクリエイティビティと手づくりの精度が合わさることによって出来上がったものを「HandMade In Japan」として国内外に発信し、ものづくりに情熱を傾けるクリエイターを応援するイベントです。

 11時スタート時点で受付ブースは、かなりの賑わいを見せており、スタッフの方々が丁寧に誘導している姿が印象的でした。

開放感のある居心地の良い空間演出

 会場に足を踏み入れてみると空間にゆとりがあることに気がつきます。単に場所を提供するイベントとは一線を画すデザイン性の高さを感じました。空間デザインは長谷川喜美氏(ベルベッタ・デザイン)が担当しています。従来の詰め込み型の設計ではなく、適度な抜け感があるところがポイントも高く、ストレスなく移動することができました。

 会場には、全国から2日間合計で2,400名を超えるクリエイターが出店しています。「クリエイターエリア」「ミュージック&プレイエリア」と2つのエリアで楽しめ、各エリアの感性が響き合うよう特色を活かした構成が特徴的です。

 ライブステージも見所のひとつで、公募で集まった新進気鋭のアーティストや人気バンドが出演するライブも体感できます。参考にブースMAPタイムテーブルなどを公式WEBサイトでチェックして行くと1日のスケジュールを立てやすいのでおすすめです。MAPは会場でも配布され、各フロアーにもわかりやすく配置されているので移動もしやすい環境でした。

クリエイターとリアルに繋がる貴重な時間

 「ハンドメイドインジャパンフェス2013」の一番の見所は、全国のつくり手とつかい手がWEB上で作品を売買できるオンラインの出会いから、リアルイベントで実際に出会うことができることです。今回、様々なつくり手と直接対話することができ、ものづくりの背景にあるストーリーを知ることで、大切なものが見つかりました。

 クリエイターズ・ニューマーケット(創作者たちの新しい場)を語源に生まれた国内最大級のECサイトのCreemaが2日間に渡りフェスティバルを主催する理由として、ものづくりに情熱を傾ける日本のクリエイターの才能や技術を埋もれさせないこと。そして、これからの新しい「Made in Japan」となり得る日本初のカルチャー「HandMade In Japan」を国内外に大きく発信できる場をつくるという想いが込められていました。

 この機会に、新しいクリエイターの祭典「ハンドメイドインジャパンフェス2013」で日本のクリエイティブシーンに触れてみてはいかがでしょうか。明日、7月21日(日)も開催しています!

・HandMade In Japan Fes’ 2013
https://hmj-fes.jp

会期:2013年7月20日(土)、21日(日)11:00〜19:00
場所:東京ビッグサイト 西2ホール・アトリウム・屋外展示場
入場料:前売券800円、当日券1000円
主催:Creema(ハンドメイドマーケットプレイス)
後援:JWAVE / リンネル

【関連URL】
・Creema
http://www.creema.jp
・日本最大級のハンドメイド・ソーシャルマーケットCreema(クリーマ)が解き放つ!
新しいマーケットで活躍する日本のクリエイターの可能性【@otozureproject】
http://techwave.jp/archives/creema_sirevice.html

蛇足:fujimonはこう思います!
 ものづくりのマーケットが国内外において、どういったアクションを起すのかとても気になっていました。課題を捉え実際に解決に向けて具体的にどうアクションを起こしていくのか。サービスを運営する上で、ユーザーとどれだけ真剣に関わっていくのか。そこが見たかったんです。今回、サービス運営者とユーザーの信頼関係を感じることができました。継続的な取り組みとして、WEBとリアルの双方に対して良い場づくりをしていっていただきたいです。今後も、ものづくりのマーケットの挑戦に注目していきます!
著者プロフィール:藤本 彩/fujimon 【otozure project】フリーランスディレクター
広島出身。鎌倉市在住フリーランスディレクター。広告・デザイン業界を経て、クラウドソーシング企業Lancersで新しい働き方を創出するプロジェクトへ夢中でコミット。人や場づくりが好きなコミュニケーター資質であることから「高エネルギー体」と呼称され、社内外のコミュニケーション温度をあげる役割を担い貢献する。2013年6月より、IT・ものづくり企業が多く集う鎌倉にてフリーランスとして独立。NPO企業、職人をエンパワーメントするなど、ものづくりにも深く関わる日々を送っている。関心領域は、ものづくり/働き方/地域コミュニティ/イベント/子育て/グローカル。日本/世界のものづくりと、新しい働き方、フリーランスの今を取材していきたい。現在「時間と場所にとらわれない働き方」を体現中。

メール:aya.fujimoto.8(at)gmail.com
チャットワーク:http://chatwork.com/fujimon (音声・ビデオ)
Twitter:http://twitter.com/otozureproject
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