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VRで人材教育、ジョリーグッドが「Guru Job VR」を提供開始

放送系VRソリューションを複数展開するジョリーグッド社は2018年4月3日、新たなに開発したVR×AIによる人材育成ソリューション「Guru Job VR」(グルジョブ・ブイアール)の第一弾案件として、常石造船の工場向け研修ソリューション事例を公開しました。

VRによって職業体験・研修を可能にするだけでなく、AI技術を活用した行動解析により業務上の課題を検出する機能を提供するとのことです。

Guru Job VRによる常石造船社の研修シーン。実際は「一度に10名〜20名ほどで実施」されているとのこと(ジョリーグッド上路健介氏)

「Guru Job VR」(グルジョブ・ブイアール)の最大の特徴は、ジョリーグッド社が持つテレビ局向けの高精度な映像撮影技術を使ったVRテクノロジーを活用している点。コストのかかる3Dグラフィック映像ではなく、360度の8K実写動画で、かつインタラクティブ性をもたせています。

実写ベースでもインタラクティブ

VRを動き回れる6DoF(シックスドフ)に対応

GuruVR Smart Sync(グルブイアール・スマートシンク)で研修の運営を省力化

業務の課題をAIが検出

【関連URL】
・[公式] VR×AI人材教育ソリューション「Guru Job VR」

蛇足:僕はこう思ったッス
 VRの臨場感は実証済み。これを工場などのオペレーションの人材教育に活用するのは、今後大きな流れになるだろうと感じた。一般的な人材教育は、業界業種によるが数万円から50万円まで幅広く、これを数百人、数千人に実施するのはかなり膨大な予算になる。「Guru Job VR」は、そうした観点から考えると、制作はおよそ2週間程度で済んでしまうし、コンテンツ規模によりはするものの既存研修よりは投資効率が圧倒的に高くなりそうだ。なお、本件以外の大型案件などはすでに進行中とのこと。

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