KDDIが英会話のイーオンを買収、教育事業に新規参入へ

KDDIは本日2017年11月22日、英会話事業などを展開するイーオンHDの発行株主全てを取得する株式譲渡契約を締結したと発表しました。

イーオンHDは349の語学学校を展開。子会社のイーオンは「イーオン」および「イーオンキッズ」を249校等幅広く展開しています。

KDDIは2018年1月22日を目途に、イーオンHDの全株式を取得する予定です。2020年を目処とした教育改革の流れの中で、成長すると見込まれる教育市場に新規参入する狙いです。

今後、両社のアセットを活用したプログラムを展開する考えとのことです。

【関連URL】
・イーオンホールディングスの株主異動について
http://news.kddi.com/

蛇足：僕はこう思ったッス
矢野経済研究所の調査によると2016年の教育市場は2兆5,006億円。人口減少による構造変化があるも全体をみると横ばい。ベネッセホールディングスは、介護・保育事業などを拡大し事業全体の成長性を維持しようとしているが、実は教育市場は人口構成が変容してもITによる改革によって収益性を維持できるとも考えられる。そういう意味ではKDDI傘下入りで、EdTech化によってどんな形で教育を進化させられるか注目される。