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AI音声分析の米「TalkIQ」は現地時間の2017年9月19日、シリーズAラウンドの資金調達で総額1400万ドルを調達したことを発表しました。複数のベンチャーキャピタルによる共同出資で、その中に日本のLINE社も含まれています。
「TalkIQ」は、70%近くが電話占められているという企業のカスタマーサポートのコミュニケーションに最適化されたサービスで、音声認識と自然言語処理機能を独自の技術で構築したものです。同社の発表によれば、音声認識の単語誤り率はGoogleやIBM Watsonよりも低い8.8%。
通話中にアドバイスをくれる「TalkIQ」
「TalkIQ」では顧客とコールセンタースタッフの会話をリアルタイムで分析し、解決のための関連情報を提示し、その通話中に何を話すべきかのガイドラインを提示してくれます。例えば「別の店で同じ商品の価格はxxx円でした」といわれれば、「TalkIQ」はその情報を調査して表示、担当者はその数字をみて「では、xxx円にしましょう」という応答をしたり「もっと性能がいいものがありますよ」といった提案をすることが可能になります。
また、通話内容のサマリーをデータベースに収めるなどの機能を持ち、それらのデータを利用し成果予測や販売向上、解約率の削減、顧客満足度の向上にになげることができるといいます。
「TalkIQ」への出資を決めた投資家
「TalkIQ」への今回の出資は、先日(2017年9月19日)に発表されたばかりの総額5000万ドルの「Salesforce AIイノベーションファンド」(Salesforce Ventures運営)からの出資を筆頭に、Aspect Ventures、Danhua Capital、既投資家で再投資を行うFelicis Ventures、そして日本のLINEが参画しています。
【関連URL】
・TalkIQ
https://www.talkiq.com
・TalkIQ Raises $14M to Bring Real-Time and Predictive Voice Analytics to the Enterprise Scale Venture Partners leads Series A round; Salesforce Ventures Participates