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あなたの財布を襲う魔の手。「衝動買い」「無駄遣い」「浪費」・・・。
日本発のデバイス「Living Wallet」は、心が折れてしまいそうな時、体を張って節約を成し遂げようとしてくれる力強い存在になる。
実際どうなるか。
見た目は普通の二つ折りサイフだが、大きな違いは4つの車輪がついている点。
家計簿サービス「Zaim」と連携しており、赤字状態の時、お金を使おうとすると、写真のように全力で逃げる、、、。
それでもだめなら大声で助けを呼び、最期は親にSMSで助けを求めところまでする。
「小さなヒーロー」といいたいところだが、情熱的でドジなパートナーといった様相。
黒字になると、逆にAmazonの売上ランキングを読み上げながら物欲を刺激してくるというのだから実にかわいい。
課題に先立つアイデア。
開発したのは広告代理店 電通で「新しい形の広告をつくっていく」というテーマで活動するコミュニケーション・デザイン・センター部とUnibaのメンバー。
「課題に先立つアイデア。」という昨今の広告界のテーマの実験として、社内プロジェクトとしてプロトタイプ開発を行ったという。
チーム編成
Executive Creative Director 佐々木康晴
CreativeDirector+企画+Copywriter 尾上永晃
CreativeDirector+企画+Art Director 相楽賢太郎
Producer 久野了史
Technical Director + Hardware Developer 河合伶 (http://uniba.jp/)
Hardware Developer 齋藤秀行 (http://uniba.jp/)
Designer 五木田唯衣 (http://uniba.jp/)
iOS App Developer 佐藤大地 (http://uniba.jp/)
Creative Adviser:寺本誠、小川晋作
海外でも話題になるなど、反応は上々。
今後、デバイスのアップデートを行いながら、実際に体験できる機会を用意していきたいとのこと。
【関連URL】
・Living Wallet
http://livingwallet.cct.la/
・“分かりやすく” “続けやすく”、閑歳孝子さんが作りたかった家計簿アプリ「Zaim」【増田(@maskin)真樹】
http://techwave.jp/archives/51684515.html
来年のアプリ博の仕込みを前に、色々考えている。
広義のアプリ、つまりスマホアプリに始まり、PCのアプリケーション、組み込みソフトのアプリなどを含め、アプリつまり「応用ソフト」はデバイスとインターネット、そしてリアルワールドを有機的にし、熱量を生み出す原動力になるのだと思う。そんなことを思い出させてもらったのでした。
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング → 海外技術&製品の発掘 & ローカライズ → 週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSのサービス立ち上げに関与。坂本龍一氏などが参加するグループブログ立ち上げなどを主導した。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。生んでは伝えるというスタイルで、イノベーターを現場目線で支援するコンセプトでTechWaveをリボーン中 (詳しいプロフィールはこちら)